・ドイツ国鉄BR012 081-6
ドイツ国鉄BR012は、元々は1939年から55輌製造された3気筒機関車、BR01.10です。BR01.10は流線型であったため、点検等がしづらいという欠点があり、また戦時中の酷使に伴い、1949年から再整備、大幅改造を受け、現在のようなスタイルになりました。さらに1956年には、33輌が重油燃料専用に改造され、従来の石炭燃料の機関車はBR011、重油燃料の機関車はBR012と区別されました。本機は1975年に廃車されました。
モデルはFleischmann製で、テンダーの背が少々高すぎるので、背を低くし、本体とテンダーのドローバーを短くしてあります。テンダードライブとなっています。
全長24.130mmもある、超大型蒸気機関車です。
2つの前照灯の間にある棒は、第3シリンダーの尻棒です。
排障器もきちんと再現されています。
BR012では全機、ヴィッテデフ付きとなっています。
Fleischmannの蒸機は、急カーブも曲がれるように、
本体とテンダーの間がかなり空いてしまっているため、
ドローバーを3.5mm短くし、テンダー前部も加工しています。
全体のモールドは素晴らしいのですが、結合していない合併テコとユニオンリンクの表現に、古さを感じます。
動輪径は2mです。
ランボード下の配管は細かく再現されています。
本機の特徴でもある重油燃料専用のテンダー
背がキャブ屋根よりも高かったので、0.5mm程背を低くしてあります。
テンダーに書かれた文字も読めそうな程細かく印刷されています。
後部ライトは3つ共点灯します。