・美唄鉄道3

 美唄鉄道3は美唄鉄道の自社発注機として、1920年(大正9年)に川崎造船神戸造船所で製造されました。1967年(昭和42年)に北海道炭砿汽船平和工砿業所真谷地専用線に移り、しばらくは「3」のナンバープレートのまま活躍しましたが、その後5055に改番されました。5056(元美唄鉄道4142)と共に活躍しましたが、1971年(昭和46年)に夕張鉄道の22、24号機と入れ替わりに廃車解体されてしまいました。
 モデルはマイクロエース製をベースに、やえもんデザインや銀河モデル、KitcheNなどのパーツを用いて、真谷地専用線に移る直前の姿を再現しました。

2、4と同じく、公式側の元空気溜は前方に取り付けられています。
正面のステップは左右に2つのみです。

逆転機は動力化されています。
ナンバープレートはKitcheN製を使用しています。

キャブ前窓には旋回窓が取り付けられています。

数枚の写真を元に非公式側の配管を再現するのに、相当苦労しました。

真谷地専用線に移ってからは、炭庫が嵩上げされました。

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