・北海道拓殖鉄道8622
北海道拓殖鉄道8622は現在、北海道河東郡鹿追町にある緑町公園(旧鹿追駅跡)に静態保存されています。本機は北海道拓殖鉄道の自社発注機として、1928年(昭和3年)に汽車製造会社で製造されました。転属することもなく、北海道拓殖鉄道のみで活躍し、1960年(昭和43年)に廃車されました。
モデルはカトー製をベースに、やえもんデザイン、タヴァサホビーハウス、KitcheNのパーツ(ナンバープレート)を用いて、晩年の姿を再現しました。
(とれいんNo.557に掲載)
原型に近いストレートランボードです。
赤いナンバープレートとロッドの溝チャームポイントです。
鋭角なスノープロウを装備
スノープロウはプラ板から自作しました。
現在の本機のスノープロウは、トラ塗りになっていますが、現役時代は真っ黒でした。
デフレクターが前後斜めにカットされているのが本機の特徴です。
梯子(自作)は蒸気ドームとサンドドームの間にあります。
ストレートランボードのため、キャブは下に大きく(深い乙型と下面は同じ高さ)なっています。
小さい縦長の点検窓(?)が2つあります。
ほとんど元空気溜の裏に隠れてしまっていますが、放熱管はきちんと再現しています。
上部はスッキリしています。
非公式側のキャブ下には、横長の点検窓蓋があります。
現役時代には、北海道拓殖鉄道の社紋は取り付けられていなかったのですが、
保存当時はキャブ側面に社紋が取り付けられ、後に撤去されました。
テンダーにはリベットが全くありません。
配電管が上部縁の下に平行に走っています。現在配電管は撤去されています。
.配電管はありますが、標識灯は付いていません。