・B12/3 8572

 B12/3、8572は現在、ノース・ノーフォルク鉄道で保存されています。B12(元S69)はステフェン・Dホールデン氏が設計した、車軸配置4−6−0のテンダー式旅客用蒸気機関車です。グレートイースタン鉄道(GER)にて1911年から1928年にかけて、81輌製造されました。本機は1928年にベイヤーピーコック社で、8572として製造されました。1946年に1572に改番されました。1933年に大型ボイラーへの載せ替え作業が行われ、B12/3と分類。1948年に国有化され、61572に再度改番されました。1961年に廃車となり、1963年にミッドランド&グレートノーザン合同鉄道協会が購入し、復元が行われ、英国国鉄初の鉄道ツアーが行われました。1967年には不調を来たし、ボイラーはオランダ、下回りは東ドイツで修復作業が行われ、1994年に1月に、ようやく復元作業が終わりました。復元当初はLNER時代のアップルグリーンで登場しましたが、1999年に全体黒のイギリス国鉄時代のカラーに塗られました。2007年に全検を受け、2012年3月に完了し、その際にはアップルグリーンに塗装されました。
 モデルはUnion Mills製をベースに、配管類を削り取り、現在の姿を再現しました。

インサイドシリンダーを持つ、大型蒸機です。

煙室扉は製品のままではイメージと異なるので、プラ板で作り変えました。

ブレーキがなかったので自作しました。
見えにくいですが、ブレーキロッドも付けました。


台枠部分の赤いディテールも少しだけ再現してみました。

非公式側には単式コンプレッサーが取り付けられています。
これもプラ棒から作っています。
テンダーの赤いブレーキレバーが目立ちます。

テンダーは製品のままでは全長が長いので少々縮小し、上部の形状も変えました。

火?き棒も長短2本取り付け

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