・Royal Scot 7P Class 6115"Scots Guardsman"

 LMS6115は現在、BR46115としてウェストコースト鉄道会社に保存されています。ロイヤルスコット7Pクラスは、ヘンリー・ファウラー氏が設計した軸配置4−6−0の3気筒旅客用蒸気機関車です。1927年から1939年にかけて71輛が製造されました。本機は1927年にノースブリティッシュ機関車工場で製造されました。1947年には新しいボイラーに交換され、黒く塗られました。7Pクラスとしては初めてデフレクターが装備されました。1948年に46115に改番。1965年12月に廃車されました。1969年には保存のため個人が購入。その後1989年からウェストコースト鉄道会社が購入、全検を受け、2008年にイギリス国鉄カラーで動態復活しました。2017年8月に休車、2018年にシリンダーを交換し、2019年に再び復活しました。
 モデルはGraham Farish製をベースに、フロントデッキ部分や煙室扉ハンドル、ドレイン管の追加などの加工を行っています。テンダーモーター、テンダードライブとなっています。

実物の全長は19.787mです。
若干Jubileeクラス(19.73m)より長いです。
勿論模型でも。

煙室上部手すり、フック、ネジ式連結器(IORI製)、煙室扉ハンドル、標識灯、排障器等を取り付けています。

動輪直径は2057mです。
ドレイン管は燐青銅線から作りました。

Jubileeクラスのように、動輪のカウンターウェイトにリベットはありません。

ダブルチムニーとなっています。

第1動輪上にはネームプレートが再現されています。

Jubileeクラスとは異なる形状のキャブ

テンダーはJubileeクラスと全く同じです。

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