・GWR 5044”Earl of Dunraven”
GWR4073型は、Great Western Railway(GWR)で活躍した、チャールズ・コレット氏が設計した、車軸配置4−6−0の4気筒旅客用テンダー式蒸気機関車です。1923年から1950年にかけてスウィンドン工場で、171輌(内16輌が編入)製造され、キャッスル級と呼ばれました。現在、4073、4079、5029、5043、5051、5080、7027、7029の8輌が保存されています。本機は1936年に製造され「Earl of Dunraven」の名前が付けられました。
モデルはGraham Farish製で、先台車上部の隙間を小さくしたり軽加工を施しています。
Hall Classより一回り大きく、全長は19.9mmです。
キャブ内部も少し見えますが、きちんと再現されています。
煙室戸扉ハンドル、煙室上部フックは自作しました。
標識灯は形状は異なりますが、やえもんデザイン製を使用しています。
動輪径は2044mmです。
シリンダーブロックが煙突下部から大きくずれているのが特徴です。
キャブのナンバープレートがエッチングではなく、印刷である点が惜しいです。
細かな赤いラインも再現されています。
フロントデッキ部分には2つのシリンダー尻棒があります。
先台車上部が大きく隙間が空いていたので、それをプラ板で塞ぎました。
これでもR300は曲がれます。
ドレイン管は付属パーツを銅色に塗っています。
小さいですが、「GWR」の文字が入っています。
台車間には、給水ダクトが再現されています。