・BR 46240 "City of Coventry"
Princess Coronation Classは、London Midland and Scottish Railway(LMS)で活躍した、ウィリアム・スタニア氏が設計した、車軸配置4−6−2の4気筒特急用テンダー式蒸気機関車です。1937年から1948年にかけて38輌が製造されました。ロンドンユーストンーグラスゴーセントラル間をノンストップで走行し、「Coronation Scot」の愛称が付けられました。現在でも3輌(6229「Duchess of Hamilton」、6233「Duchess of Sutherland」、46235「City of Birmingham」)が保存されています。モデルである46240は「City of Coventry」の名前を付けられています。
モデルはGraham Farish製で、エアホースの追加、色入れを行いました。エンジンドライブで、ボイラー部分にコアレスモーターを搭載してあります。付属パーツ(ネジ式連結器、フロントステップ、ドレイン管、転落防止カバー)を取り付けています。艶有りに仕上げています。中古で購入したため、色が剥げてしまっている部分も多数ありますが、再塗装する技術はありません・・・。
イギリス国鉄時代の、クレムゾンレッドカラーが再現されています。
46221では標識灯が未装備でしたが、当モデルでは最初からモールドされています。
エアホースは客車(Graham製)に付属のものを使いましたが、少々大きいですね。
「CITY OF COVENTRY」のプレートの上には王冠(?)のようなマークもあります。
元々ロッドは黒かったのですが、磨き出しました。
転落防止カバーは46221では黒でしたが、本機では車体色と同じクレムゾンレッドカラーとなっています。
下廻りの金色部分は色差ししています。
ドレイン管は軟質プラのため、塗装しても剥げやすいです。
従台車、テンダー台車の巨大なスポーク車輪が美しいです。
46221とは異なるイギリス国鉄のマークが再現されています。
台車周りの模様も、抜かりなく再現されています。
後部の車紋も、細かく再現されています。