・名古屋鉄道12

 名古屋鉄道12は現在、愛知県犬山市にある明治村に動態保存されています。日本最古の動態保存機です。1874年に新橋ー横浜間の鉄道の増備用機関車として、イギリスから輸入された内の1輌です。1965年に明治村に静態保存されましたが、1972年9月より動態復元作業が開始され、無事に1974年3月より定時運転が始まりました。1985年にはボイラーの取り替えが行われ、新たなボイラーは外観を可能な限り原型に近く製造されました。取り外されたイギリス製のボイラーは、現在でも明治村に保存されています。
 モデルはワールド工芸製の160型のキットをベースに、各部を12号機仕様に加工し、現在のスタイルを再現しました。ナンバープレートはくろま屋製のインレタを用いています。

端梁以外は真っ黒で、1号機関車のような派手さはありませんが、違った美しさがあります。

ヘッドライトはアルモデルのガイコツ型テールライト、ネジ式連結器はIORI工房製を用いています。
正面ナンバープレートはくろま屋のインレタを使って作りました。
シリンダー下部分も、実物写真を参考に、少し加工を施しました。

シリンダー下には、ドレインコックを追加しています。
ちょっと「く」の字に曲がった通風管も再現しました。

モーター本体を黒く塗って、目立たなくしています。

逆止弁からの配管と手動逆転器を追加しています。
キットでは、この部分に大型の箱が付きます。
煙室横の標識灯掛け(?)も追加しました。

人形をキャブ内に立たせたくなります。

目立ちませんが、キャブ前の配管も再現してみました。

コールバンカー部分にフックを3ヶ所に追加しました。

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