日鉄鉱業羽鶴専用鉄道1080
日鉄鉱業羽鶴専用鉄道1080は現在、梅小路蒸気機関車館に静態保存されています。本機は昭和1年に6270型6289を浜松工場で改造され、東鉄管内で使用された後、昭和14年に日鉄鉱業に払い下げを受け、羽鶴専用鉄道にて昭和40年代まで活躍しました。
モデルはカトー製のC11の下廻りをベースに、上廻りは全て自作しました。晩年には増炭板が取り外されましたが、モーターが飛び出してしまう為、増炭板を取り付けていた当時を再現しました。
原形である6270を彷佛とさせるデザインです。
ボイラー、煙突、ドーム、単式コンプレッサー、元空気溜などは旋盤で削り出しです。
サイドタンクからキャブ廻りはプラ板から製作
ナンバープレートはレボリューションファクトリーに特注で作ってもらったものです。
ただ、現在ではレボリューションファクトリーでは特注は受け付けていません。
非公式側はコンプレッサーがないので、すっきりしています。
カプラーはマグネマティックNo.2001を使用しています。
モーター含め、C11の下廻りそのものなので、走行性能も抜群です。
タンク機はキャブが大きいので、モーターが入るスペースが十分あり、
動輪さえどうにかなれば、ほとんどの蒸機はNゲージで製作できると思います。