四季 ・ 花 ・ 夢

       そ よ 風 の ア ト リ エ                                        

             透明水彩画・・・吉沢三さ子 作品とその世界 

                                      ( NO.301  2026.4.1  毎月1日更新)







                 



                  4月、新 し い 出 会 い の 季 節    

  
お彼岸を過ぎた3月下旬から、急に春らしい日々を迎えています。桜満開の便りも多くの

地方から届いています。私の住む豊橋でも、満開と言ってもいいかもしれません。

 4月から新しい年度、令和8年度となりました。進級、進学、就職と新しい出会いの季節

です。この季節を満開の桜の下で迎えられる日本は、なんと素敵な国なのでしょう。良き出

会い、そして元気に新たなスタートを始められますように。

 私も4月13日、月曜日から今年の作品展を開催します。その準備のおりに50年以上も

前の憧れの人との出会いに思いがよぎりました。(下記エッセイ参照)

 4月、何をするにも良い季節です。皆様、良き日々をお過ごし下さい。


       
2026年  吉 沢 三 さ 子  作 品 展  の ご 案 内

             「 バ ラ が 咲 い た ら 」

          と き  4月13日(月)~5月3日(日)

          ところ  珈琲館ピア  豊橋市花田町荒木29-1
 
                       TEL 0532-31-0746

               営業時間 7:30~16:30

               日曜・祝日は正午まで 火曜日は午後2時まで

                                        



       そよ風のアトリエへようこそお越し下さいました   

   
  このアトリエには、下記の部屋があります。ごゆっくりとご覧下さい
             
                                    

           4月の部屋    百花のそよ風 (マネージャー余話) 第45 回  クリスマスローズ   
         
       そよ風に乗って(マネージャーの独り言)   風誘讃花一覧    
100回記念の部屋 

       そよ風の小径   そよ風の小径 パート2     
新エッセイの部屋一覧   
   

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        2026年 4月1日更新
          

           吉沢 三さ子 プロフィール                


      出身地 : 長野県佐久市 (1949年7月生まれ)  

     日本画家、飯島三友(江戸末期~明治・大正)を曾祖父に持つ
参考エッセイ「三さ子の三とは
                                                         
      東京のデザイン学院でイラストを学び、テレビ局(テレビ東京)でデザイン画を担当

     1973年、結婚を機に職場を離れ、子育ての傍ら独学で水彩画に取り組む 

     豊橋に転居した1979年から本格的に水彩画の創作活動を始める
参考エッセイ「俺、お前の絵、好きだよ
    
     
名古屋市で NHK文化センター名古屋 水彩画教室講師 (2006年~2019年) 

      
豊橋市で NHK文化センター水彩画教室講師 (1997年~2023年3月)

      2023年4月から 「くらしときめきアカデミー豊橋」で水彩画教室講師 第2第4水曜日13:00~15:00

               



         【 バ ラ と ス イ ト ピ ー と ち ひ ろ さ ん 】

    
 4月13日、間もなく今年の作品展が始まります。今回のテーマは「バラが咲いたら」

   です。バラが最もきれいに咲く季節を選びました。作品展に向けてバラを描いていたら、

   半世紀も前のバラへの思いが、憧れの人と共によみがえりました。

    生まれ故郷、長野で少女時代を過ごした私は、10代の終わり頃、ふと手にした、いわ

   さきちひろさんの絵本に心を奪われました。将来に何も見いだせないでいた私は、こうい

   う絵を描きたい、という一点の燈りを見つけたのです。そうなると一直線、絵を学ぶため

   に上京を決意、渋谷に住む姉の家に居候させてもらいました。

    姉の家は渋谷駅から徒歩15分ぐらい、その家の近くに本屋さんがありました。本屋さ

   んのご主人がちひろさんと知り合いで「電話してごらん」というのでまさか、と思いつつ

   電話したところ、お忙しい時間を割いて会ってくれたのです。上京間もなくの奇跡です。

    上石神井のご自宅に伺う際、手土産に駅前の花屋さんで、バラの花束を用意するつもり

   でした。ところが、貧しい画学生だった私の財布には、バラを購入できるお金が無かった

   のです。買えたのは色とりどりのスイトピーの小さな花束でした。

    温かい紅茶で迎えてくれた憧れのちひろさんは、52歳でしたが、おかっぱ頭の少女の

   ような女性でした。傍らには黒い瞳に真っ白な毛並みの小型犬(チロという名前)が小首

   をかしげて私を見上げていました。外交辞令でしょうが、持って行った私の絵を褒めて下

   さり、仕事をするようになったら、ちひろさん達の童話グループ(車)に入ってね、と言

   われました。その出会いから3年、彼女が亡くなった報せが届きました。

    今、作品展の準備をしているアトリエには、バラもスイトピーもちひろさんの絵本も目

   の前にあります。なぜか、今日はちひろさんとの出会いの思い出が、よみがえったのです。


                             


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