グリーンハウス |
GREEN HOUSE |
ゲーム&ウォッチマルチスクリーン/任天堂 |
Written by T鈴木 |
スプレー攻撃で植物園を害虫から守れ
「グリーンハウス」はマルチスクリーン第4弾として1982年12月6日に発売されました。
第1回、第5回で取り上げた「ドンキーコング」「オイルパニック」の影に隠れて、いまいちマイナー印象を受けますが、実は熱中度大間違いなしの名作です!
花を食べられる前に殺虫剤で攻撃だ! |
上下の画面を激しく行き来しよう!
スプレーを持った男の人(注・自機の名前)を操作して、上下の画面を行き来し、植物を荒らす害虫(しゃくとり虫、クモ)を退治しましょう。
クモは益虫のような気がしますがこのさい無視!
スプレーが連射できるので、これまでの電子ゲームと違い、弾幕を張って敵を撃退することができます。
これが大変爽快です。
ゲームとしては、アーケードゲーム「ドンキーコング3」をモチーフにしたと思われます。(ゴリラは出てこないけど)
高得点を取るには?
害虫は、倒す場所によって得点が変わります。
なるべく植物ギリギリまで引きつけて倒すと高得点です。ぜひ狙いましょう。
ノーミスで300点までいくとボーナスタイム。次にミスするまで得点が倍になります。
最高得点の999点まで割と短時間で達することができるので、がんばってください(ゲームBはキツいけど)。
マルチスクリーンの隠れた名作
このグリーンハウス、数あるゲーム&ウォッチの中でも、かなりの名作だと思うのですがいかがなものでしょう?
何より、抜群にテンポがいいです!
前述したように、ノーミスで300点までいくと得点が倍になるシステムにより、中だるみすることなく、カンストまで一気に遊べてしまいます。
そして、ゲームウォッチ共通の(?)最初の展開がタルいという欠点も、敵をギリギリまで引きつけて高得点を狙うと言うシステムにより克服されていると思います。
当時はあまり持ってる人がいなかったように思いますが、やっぱり地味な印象を受けるのでしょうか?(舞台が植物園だし)
グリーンハウスのパッケージ |
参考文献:ゲームウォッチ大作戦(花華留多)