スヌーピーテニス
SNOOPY TENNIS
ゲーム&ウォッチニューワイド/任天堂


written by T鈴木

後期ワイドトリオ

「タートルブリッジ」「ファイアアタック」と共に、後期ワイドトリオと呼ばれる「スヌーピーテニス」です。
この3機種、あまり出回らなかったようですが、その中でもダントツに売れなかったのが、このスヌーピーテニスだと思われます(テレビアニメも頻繁にやってたわけじゃないし、馴染み薄いしね。スヌーピーって・・・)。
実際、ひと昔前は発掘でよく見かけました、コレ(笑)。
しかし、売れなかったからといって、面白くないとは限りません。「ピーナッツ」の原作者が最近亡くなったこともあって、電子ゲームファンだけでなく、スヌーピーマニアの間でも注目度がジワジワと高まってきているゲームなのです!
さて、その出来は・・・・・!?(でもやっぱりミッキーマウスやポパイに比べると
地味なキャラだよなぁ〜)

どこ打ってんだ!?

ラリーを繰り返そう

チャーリーブラウンのへたくそなサーブを、スヌーピーを操作してレシーブで打ち返しましょう。
打ち返し損なうと、哀れ後ろのビンにボールが当たって、割れてしまいます(
って言うか上手いじゃん!)。
このとき、スヌーピーが寝たふりをするのが、とてもカワイイぞ(笑)。
ときどきルーシーが現われて、スヌーピーの球を
2倍の速さで打ち返してきます(なんて女!)。

寝たふりの
決定的瞬間!


もっと早く打って
くれればねぇ・・・・

最初が辛いぞ

やはりと言うか何と言うか、ディフェンス型ゲームウォッチの宿命である最初がタルいという欠点。このゲームにもしっかり受け継がれています(汗)。
しかも最高得点が9999点・・・・・。
これではいくら何でもカンストまでにダレてしまいます。
後半になってくるとそれなりに盛り上がってくるのですが、ちょっと残念ですね。
ゲームBで遊ぶことをお薦めします。


コイツの打ち返す
球が・・・!!

ちょっとレア!?

数年前まで、筆者にとって比較的このゲームはノーマークでした。って言うかあまり欲しくなりませんでした(笑)。
その頃、筆者は同じG&Wの「シェフ」を必死に探しており、各方面を捜索していたのですが、出てくるのはこのゲームばかり(笑)、少々ウンザリしていたのかもしれません。
現在、このゲームは手元には1個しかありませんが、もはやG&Wのデッドストックを発掘するのさえ難しくなってきた昨今。徐々に愛着が出てきて、なかなかのお気に入りの1本になってきました。
そう考えると、当時は違和感があった
3つボタンや、うす紫色の本体にも趣があるように思えてきたり・・・(笑



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