ベースボール
BASEBALL
LSIゲーム/学研


Written by 史





学研ベースボール



お久しぶりです。史こと帰電のレビュースタッフです。
体を患ってしばらくお仕事お休みしていましたが復帰いたしました!
これからもどうぞよろしくお願いします。
復帰第一弾は学研のベースボールです!

ところでおさらいですが、電子ゲームには3種あるのはご存知でしたでしょうか?
大きく分けますと、「LED」「LCD」「FL(VFD)」この3つです。





LED(発光ダイオード)



怪しく光るLEDライト
「LED」というのは画面表示を半導体で発光させる形式のもので、電子ゲームが普及され始めた頃によく使われていた方式です。
製作費も安価で、ゲームそのものの制限などがあるため、高度なクォリティーが低く単純な電子ゲームになっていました。

では今回ご紹介いたしますのはそのLED方式で開発された学研というメーカーから発売されました、「ベースボール」という電子ゲームです。

この電子ゲームはベースボールというだけあって野球のゲームです。
野球のルールについでは皆さんご承知かと思われます。






こんなゲーム



一人プレイと二人プレイが用意されています。
一人プレイのときは、コンピュータがピッチャーになり、直球、高速球、カーブ、シュートなどを投げてきます。
タイピングよく打つとランダムでアウト、ヒット、ホームランなどになります。
3アウトになったらチェンジして今度は守備に回って、9回まで戦います。(スチールもあるよ)

でもこのランダムというところが微妙です。
まぁ電子ゲームなんだからといわれればそれまでですが、タイミングよく打ってるのに何でアウトなんだとか、納得いかないこともあります。(ホームランになると嬉しいけど)

でも僕にとってはそれは些細ないことでしかないす。それは下の「思い出」のところを読んでくださいね。

このゲームは2P対戦ができるんですが、一味違います!
ピッチャーになったときリモコンを本体から出して、相手にどんなボールを投げるかどうか相手に見られずに選べるんです。
これは当時としては画期的でした。かなり対戦は熱いです!
(ストライクだけじゃなくボール球も投げれるよ)
「ベースボール」のパッケージ





思い出



続編「ベースボール2」だ
僕の父はかなり厳格な人でした。凄く短気で言葉の暴力もありました。
いつも学校の成績のことや生活態度のことばかりを言われ、かなり辛い小学時代を過ごしました。
だからゲームなど全く買い与えてもらえませんでした。

ところがある日「史、これかって来たぞ」と唐突に渡されたのがこれでした。
学研のベースボール。僕は特に野球も好きじゃないし、しかもなおさらゲームの大嫌いな父がなぜ僕にゲームを…
なぞがなぞを呼んで混乱していました。僕は父は今でも正直好きじゃありません。
でも、そのとき、あぁ父も、こういう嬉しいこともしてくれるんだなぁ〜と、少しだけ父に気持ちが傾いた一瞬でもありました。
皆さんも、家族とはうまくやれてますか?いつかは親孝行したいです。


「追記」
実はこの学研のベースボール、続編があってベースボール2というのが出ています(左画像参照)。





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