この漫画に出てくるオナゴは何故か皆Tバックしか着用してなく劣情を催してしまう、そんなコブラをモチーフにした電子ゲームが今回の「スペースコブラプロフェッショナル」です。

恐らくポピーアニメストシリーズで最も人気の無いと思われるこのゲーム。同じダブルスクリーンシリーズの「ゴルゴ13」と合わせて、どうですか。この漂う負のオーラに何らかの波動を感じませんか?(笑

コブラって何ぞや?

原作を知らない方もいらっしゃると思うので、簡単にご説明させて頂きますと、寺沢武一による、左腕が精神力を原動力とするサイコガンである主人公「宇宙海賊コブラ」が宇宙を駆け巡るアメコミ風スペースオペラ劇画ですな。

「ガンダム」のアムロとシャア、「北斗の拳」のケンシロウとラオウ、「惑星をつぐ者」のナイブスとJ、そして「コブラ」のコブラとクリスタルボーイ。
兎角、カッコイイ主人公にはライバルが付き物ですが、あらゆる光線・熱線を無効にする身体を持ち、コブラと幾度も渡り合ってきた筈のクリスタルボーイは何故かゲーム本編では瞬殺されます(ギャ

ポピーさん、分かってらっしゃらない(泣


で、面白いの?

ハッハッハ。貴方もお人が悪い。デッドストックがだぶ付いている現在の状況を見れば分かるじゃないですか? と、言いつつも内容は並のキャラゲーです。

併しながら、筐体はワンタッチで本体部が起き上がるという機構になっていたり、カラーリング・インターフェイス周りは絶妙で趣深く・・・。

肝心のゲーム内容の方は、宇宙船のGAME1(左側のスクリーン)、宇宙空間のGAME2(右側のスクリーン)と移り、最終的にはボスを射ち倒すとパターンクリアになり、難易度が上がって永久ループですな。

さらに、「ノーミス達成で3000点」「敵弾を引き付けて倒すと獲得点数増加」等、任天堂のG&Wを多分に踏襲しつつ、ゲーム進行がウリで在る筈のダブルスクリーンによってスポイルされ、中途半端な感が否めないという非常に業の深い仕様となっております(うへ♪

・・・ジーク・ゲームマゾ!


思いで(なさばな〜 パクリ)

おままごと。
何処からか仕入れて来たヱロ情報がいかん無く発揮されている擬似夫婦生活空間であり、僕も幼少の砌に嗜んでおりましたのですが、ある時、「かおりちゃん」宅にてままごと中に不覚にもこのゲームに現を抜かしてしまい、かおりちゃんは無視されている事に気付き、泣き始めた故に、僕は次の様な解決方法を取りました。

「スキ」を連呼しながらコブラと云う愚行。

かおりちゃんはどうやら満足してくれたようですが、この行為は未だに僕の深いトラウマとなっておりまして、夫婦生活の倦怠期ってあんな感じなんだろうなぁ、とゲームをやる度に僕を戒めてくれるのです。ハァハァ。

最後に、今回のレヴューに協力してくれた全ての方に感謝の意を示したいと思います。有り難う御座いました。

Review : 極上 ( gokujo@nifty.com )
Design : +Godesign

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