SELECTION 

      Ani river

 

 

 

              

上杉駅とアーケード

内陸鉄道の無人駅。図書室と一体である。

Kamissugi station and arcade

Station without personnel of Intercontinental Railroad. It unites with annex of library.

 

大野台駅

森の中のかわいい駅。

Onodai station

Lovely station in forest.

 

 

 

 

 

自転車

今日もよく走ってくれた。

My bicycle

It ran well today too for  me.

         

RIVER PORT HOUR   2   

 

 

 

 


 

 


      

                   

阿仁川橋から

合川の町をおおうスモッグ。

撮影; 2005626

Back

From Ani river bridge

Smog over Aikawa town.

Filming; June 26 2005

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

                

 

阿仁川 : 秋田県森吉山から米代川に流れる。長さ71km

 

HHJ TOP PAGE

RIVER PORT HOUR 2

Ani river : It streams from Mt.Moriyoshi to the Yoneshiro river , Akita prefecture.71km in length.

 

 

 

 

 

 

 


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米代川合流地点

比立内

米内沢

 

 

 

 


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阿仁合

合川

=1km

大岱

 

 

 

 

DVD MOVIE Achevè! 完成☆

 

終点 [Terminal Point]

 

     Time 04;14

 

2000年夏に函館ロケで制作した。どこかの住民と違って、函館市民と外国人はとてもとても協力的だったね。最終市外電車の中から進行方向を映した函館駅前からの長いシーンがアルビノーニのアダージョとぴったり合う。ただそれだけのムーヴィだが・・・

 音楽の著作権に触れるので、個人的なプレゼントで希望者に贈ります。

[コピー・ディスクはCD-RPC以外ではたぶん再生できません。]

 


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INTERCONTINENTAL RAILROAD

Updated 2005.2.15

内陸鉄道存続路線

秋田内陸線沿線地域交通懇話会が29日開かれ、事務局の県側は毎年3億円の赤字に苦しむ第3セクターの廃止案について沿線町村の意見を求めた。〈約80年かけて全線開通した路線。15年余りで廃止できない。陸の孤島になる。〉〈沿線住民の足を確保する責任がある。〉〈沿線6万人の支援を受けて大衆運動を。〉全員が廃止にブレーキをかけた。県は、懇話会を発展的に組織しなおして地域と一体になった再生計画を練り上げることを提案した。計画を実行して展望が開かれない場合はバス路線への転換などを検討する。この費用対効果にはサポーターから疑問の声が上がっている1

 

 

1 北鹿新聞 210

 

 

 

 

 

 

 

 

内陸鉄道存続のための大館市民の会では、こんな意見が出た。

A 温室効果ガスの排出による地球環境の破壊を抑制するためには、鉄道交通が有効である。

B 線路は、道路と違って盛り土をやらないで安定した地盤の上に敷設される。ライフ・ラインとして重要である。

C  貴重な自然を保護して大地の可能性を引き出すことを考えると、阿仁地方は薬草の栽培や保存食作りに力を入れるベきである。

D 沿線には若い人たちが少ないので、大館・鹿角・能代など内陸線と間接的な係わりのある地域の住民が積極的に存続運動および山間部の文化創造プランに参加するべきである。

E  内陸線の列車がJR経由で小坂鉄道を走るようになれば、確実に乗客が増える。

 

 リヴァー・ユートピアは内陸鉄道存続を願う意見書を秋田県建設交通部と沿線町村、その周囲に位置する関係市町村に送った。県と大館市からは、検討するという回答書が届いた。

 

 

撮影メモ

 

 


      

Updated 2004.11.4

☆敗戦後のある年長谷川木工所に比立内から箪笥の注文があり、父がはるばる危険な山道を車で運んで行った。しかし、注文した家はなかった。だまされたと思って大館に戻ると、比立内の人から催促が来た。早口の比立内だった。

秘境の遠い比立内の方が昔からなぜか有名である。撮影地は冗談半分の動機で決めて、1030JRの快速と秋田内陸鉄道の急行もりよし1号を乗りついで、奥阿仁の比立内に行った。2時間の怠惰。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


おもしろい情報が聞けた。

■牛滝集落の住民によれば、比立内川では5,6年前から天然のアユとイワナが見えなくなった。以前は遠くから釣り人が来ていたという。

上流を見る必要があると思って、自転車で行った。きれいな流れだった。

■夕方5時半の鷹巣行き電車を待っていると、下りのワンマン・カーが駅に入って来た。黄色のボディー。運転士に聞くと、3年前に塗り替えたということだ。去年北鹿新聞で電車の色を塗り替えたという記事を読んだが、それとは違うのか?ともあれ、発車までに若い運転士が話してくれたことは刺激的だ。塗装費用がいくらか知らないが、塗料は専用のもので、東京から専門業者が来て塗装する。塗装は1日では終わらない。

黄色の電車は、ヴィデオでは色が出なかった。ぼくが乗った電車はヴァイオレット色で、途中ですれ違った電車はローズ色に近い。しかし、内陸鉄道のHPを開くと、塗装前の電車の写真しか載っていなかった。

 

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Updated 2004.11.15

 

内陸鉄道存続を願う

リヴァー・ユートピアの意見

 

 

1        鉄道は一般に道路よりも地震や洪水災害に対する耐久力がある。山奥では急斜面が多く、危険な地形を無理に切り開いて道路を建設するケースが多いが、道路の構造は平地と大差がないため自然災害に弱い。鉄道はそれと比較すれば、山間部では特に安定している。乗客の生命と交通機関の周辺にいる生命への危険度も少ない。ライフラインの安全保障として鉄道は絶対に必要である。

2        〈道の駅あに〉は自動車で通る人たちだけを相手にする施設ではない。内陸鉄道で行った人たちも利用するという現実を考えれば、売上げだけでなく宣伝効果の減少も招くので、鉄道の廃止は地域経済にプラスにならない。

3        内陸鉄道は創業以前から経営の苦しさを予想されていた過疎地の鉄道である。赤字が続くからという理由だけで秋田県が廃止を検討するのは、論理的な脱線である。鉄道建設の目的は何だったのか、巨額の税金を注ぎ込んだ必然性は何だったのか、初心に帰って説明する義務がある。

4        内陸鉄道が走る北秋田郡の四つの町鷹巣町・合川町・森吉町・阿仁町は来年20054月合併して、北秋田市に移行する。ところが、存続運動を繰り広げている自治体は阿仁町と内陸線の南に位置する仙北郡西木村だけである。阿仁町の呼びかけにもかかわらず将来の他の市民には知恵を出して困難を切り抜けようという熱意がない。合併は単に国と自治体の財政的な行き詰まりを打開するためであり、広い意味での住民生活の未来図がないことを証明している。

5        米代川水系の市町村には地理的な必然性から相互に連係してきた共通の歴史がある。沿線に位置しないために傍観している近隣の市町村の議会は、それぞれの地域民と内陸鉄道との間にある多面的な価値を省みて存続問題について早急に意見を表明するべきである。内陸鉄道の存在によって観光その他何らかの利益がある場合、マイナスの責任を財政的に引き受けることも検討するべきだろう。

6        平成11年度以降の赤字約3億円は秋田県と沿線4町と上小阿仁村が折半して負担している。廃止に反対しない沿線の無気力な自治体はそれが重荷だという。しかし、負担分をその場しのぎの利己的な公共事業に費やすくらいなら、鉄道の維持経営に使う方が賢明である。長期的に見れば、システマティックなプロジェクトの構想もできるだろうから、わずか16年で投げやりに廃止するべきではない。

 

 リヴァー・ユートピア代表 長谷川喜作

 

 

参考資料

 

2004.3.7 阿仁町の町民集会で

                     北鹿新聞より引用

□ 北秋田地域振興局長 石井護

〈赤字は沿線8町村と県で折半しているが、このまま払い続けて県民の納得が得られるだろうか。〉

 

□ 秋田内陸縦貫鉄道社長 浜田章阿仁町長

〈なくなった後で後悔するより、沿線8町村と連携を取りながら、力を結集して内陸線を残したい。客が減ったとはいえ、まだ年間60万人が利用している。この人たちの足の確保を考えなければならない。〉

 

□ 同社専務 三村鐐

〈平成元年は1078000人だった乗客が、14年度は645000人に減少した。100円の収益を上げるために経費が223円かかる。〉

 

          元同社専務、元第3セクター鉄道等協議会事務局長 

伊多波美智夫

〈県も町村も住民も内陸線を保持、継続することを決意したはず。当時の熱意はあるのか1。金がかかるからやめるという姿勢は不思議でならない。観光路線と位置づけたはずだが、沿線を通じた観光になっていない。〉

 

1 当時の県知事は佐々木喜久治。

 

もう一言

 

■平成6年度(1994)から減少が著しいのは定期外の乗客である。観光客が次第に利用するのを止めた、と考えられる。リヴァー・ユートピアの直観では、この原因は日本の不思議さとつながっている。

1981年大館に帰ってタウン誌発行の会社に勤めたとき、発行人が〈不思議でならない〉と話した伊多波美智夫について語った。〈大館でひどくいじめられて秋田に行った奴で、ねえ。〉タウン誌はそれからまもなく潰れた。

■角館町の集会に行った鹿角市の女性3人が比立内駅から大館駅まで同じ列車に乗ったが、内陸鉄道には乗ったことがない人たちで、JRとの接続の悪さを長々と非難した。鷹巣駅で朝1分の乗り換え時間があると思っていたら、JR駅員が、いったん駅を出て内陸線に乗るようにと言ってプラットフォームから追い出した。内陸線の列車は無情にもさっさと発車した。交通システムの相互関係のルーズさは日本の特徴で、これは日本的な考え方の忠実なコピーかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 Atelier Half and Half