・D51397

 D51397は現在、北海道士別市大通にあるつくも公園に保存されています。1940年(昭和15)年に日本車輛名古屋工場で製造され、北海道を出ることなく、追分、函館、五稜郭、函館、滝川、そして最終配置は追分機関区で、1975年(昭和50)年12月まで活躍し、1976(昭和51)年3月10日に廃車になりました。
 モデルはカトー製(リニューアル、北海道型)をベースに、やえもんデザインのパーツを用いて、追分機関区時代の姿を再現してみました。

切詰デフに密閉キャブという、典型的な晩年の北海道型です。

煙室扉ハンドルはロスト製に交換し、デフレクター前面の手摺も別体化しています。
標識灯は製品より低い位置に取り付けられているため、移設してあります。

空気作用管は新たに作り替えています。

速度検出装置はロスト製を使用しています。
蒸気暖房管は真鍮線に交換しています。
タブレット受けもロスト製に交換


逆止弁に耐寒用のカバーがありません。

吸水ポンプ蒸気管、通風管は大型発電機のすぐ後ろで曲がっています。

キャブ下は無加工ですが、ご覧の通りの出来です。

本機の増炭板の形状は、製品のものとほぼ同じ形をしています。
石炭は更に盛っています。

梯子、開放テコは別体化しています。

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