・D51231

 D51231は現在、東京都台東区上野公園にある国立科学博物館前に保存されています。1939年(昭和14年)に製造され、長野、吹田、亀山、鷹取、盛岡、小樽築港、最終配置は追分機関区で、1976年(昭和51年)3月10日に廃車になりました。国立科学博物館前には同区の603号機を保存する計画でしたが、同年4月13日に起こった追分機関区の大火災で損傷(ドームより前側は嵯峨野19世紀ホールに保存)してしまい、代わりに本機が選ばれ、8月に現在の場所に保存されました。
 モデルはカトー製(旧製品)をベースに、やえもんデザイン、銀河モデル、レボリューションファクトリーなどのパーツを用いて、小樽築港区時代を再現しています。(DCC/サウンドデコーダー搭載)

現在、国立科学博物館前に保存されている本機とは、シンダー除けの形状が異なります。
回転式火の粉止めは自作しました。

側面は、至って普通の北海道型です。
現在ではハンドレールの下に平行して、配電管が通っています。

キャブには、防寒用カーテンも取り付けました。
モーターの飛び出しも目立たなくなります。
分配弁周りは、やえもんデザインのパーツを用いています。

小さなNゲージとはいえ、下から見上げるように撮影すると、迫力が増します。

非公式側キャブから伸びる速度検出ロッドも再現
赤とオレンジのコードは、サウンドデコーダーへの配線です。

火室上部も、出来る限り再現してみました。

テンダーにはCross Head IA社製のサウンドデコーダーとスピーカーを搭載
スピーカーの音の質をよくするため、ATS車止子などは取り付けていません。

以前の作品では、カプラーをボディーマウントタイプに交換していたのですが、
機能面では台車マウントの方が上のため、交換しなくなりました。

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