・C6249
49号機はC62のラストナンバーです。本機は最初から軸重軽量機として製造され、当初は尾久機関区に配屬になりましたが、生涯のほとんどを平機関区で過ごしました。常磐線では「はつかり」や「ゆうづる」を牽引していました。常磐線が電化完成後、本機は装飾を施されて昭和42年9月30日に記念列車を牽引しました。その後も保存が計画されて、しばらくは保管されましたが、最終的には解体されてしまいました。
モデルはカトー製(旧製品)をベースに銀河モデル、ワールド工芸、レボリューションファクトリーなどのパーツを用いて製作しました。各部にいろいろなギミックも取り入れてみました。
ハンドレールにはφ0.2、空気作用管にはφ0.1を使用しています。
元空気溜には検査標記を貼付けています。
動輪の穴も貫通してありますが、効果の程は・・・・
本機は以前、キャブにタブレット受けを取り付けていたので、
ナンバープレートが窓縁に載るぐらいの高さに取り付けられていました。
モーターはコアレス1016Sをボイラー内に搭載しています。
スノープロウにはナンバーを付けてみました。
通風管は煙室部分のみ外に出ています。
北海道型のC62と比べると火室上部の配管はあっさりしています。
汽笛引棒はφ0.1の燐青銅を使用しています。
ランボード下の細かな部分まで再現してみました。
給水ポンプの赤い部分は消火栓です。
C62のテンダーがいかに長いかがよく分かります。
平機関区配屬のC62のテンダーには目盛りのようなものが付いているものが多かったです。
テンダーにはメカニカルストーカー(自動給炭機)も再現してみました。