・C5833

 33号機は現在、北海道斜里郡清里町羽衣公園に静態保存されています。晩年は1号機と同じく、北海道釧網本線で活躍しました。この特徴的な後藤式デフレクターは、元々は釧路機関区配属の385号機に取り付けられていましたが、385号の廃車後、五稜郭から転属してきた本機に取り付けられました。
 モデルはカトー製をベースに銀河モデル、ワールド工芸、タヴァサホビーハウス、自作パーツなどを用いて、晩年の姿を再現してみました。(DCCデコーダー、サウンドデコーダー搭載)

(HYPER MODELING 4に掲載)

本機のチャームポイントである後藤式デフレクター
385号機に取り付けられていた頃は、デフレクターの真ん中に後藤工場のマークがありましたが、
本機に移設後はJNRのマークが取り付けられました。

下から眺めると、Nゲージとはいえ、迫力があります。

ボイラー部分は可能な限り、ディテールを忠実に再現しました。
動輪にはタイヤの緩みをチェックする白線も入れました。

砂捲管は3本取り付けられていましたが、晩年には1本取り外されてしまいました。

非公式側のキャブ前面窓の防護網は、開いた状態にしてあります。
写真では見えにくいですが、オイルポンプ作動ロッドは可動します。

テンダー下半分は、晩年では泥汚れで茶色くなっていました。
テンダーにはサウンドデコーダーを搭載しています。

梯子は逆ハの字型になっています。

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