速度検出ロッドの製作
ここではC62を例に、速度検出ロッドの製作方法を紹介します。実際に可動しますのでリアルです。ただ、ほとんど目立ちません・・・・。
まずφ0.3の燐青銅線を用意します。
真鍮線より燐青銅線の方がかなりコシが強いので、燐青銅線を使用します。
真鍮線ではすぐに曲がってしまう可能性がありますので、お薦めできません。
燐青銅線の先を写真の様に丸く曲げます。
その先に割りピンを通し、割りピンが抜けないように先の曲げを強くします。
従台車の矢印の部分に割りピンを通す穴を開けます。
穴に割りピン部分を通し、瞬間接着剤で固定した状態です。
次にキャブ下に、速度検出ロッドを通す穴を開けます。
ただ、燐青銅線の太さ(φ0.3)ではなく、倍のφ0.6ぐらいの穴を開けて下さい。
穴の深さは3mm程度で十分です。
本体と従台車を組み上げます。
燐青銅線の先は、キャブ穴に対して2mmぐらい入り込む長さで切り落として下さい。
最後にロッドの先をキャブ下の穴に通します。
塗装をすればご覧の通り・・・・・全く目立ちません!!!
カーブについてですが、R280でもこの通りきちんと曲がることができます。
注意点としては、車両を線路に載せる際に、いちいちロッドを気にしないといけない、という手間があることです。
これさえ問題なければ、かなりいいと思いますよ!!!