・江ノ島電鉄306F
江ノ島電鉄(以下江ノ電)306Fは都電112(田中車輌製150形)、202(川崎車輌製170形)の車体を流用して、1955(昭和30)年に200形連結車(201+202)として改造されました。が、急カーブの連続する路線では連接車が有利であるため、1968(昭和43)年に連接車へと再改造され、306F(306、356)となりました。当初は306にのみZパンタを取り付け、前面は金太郎塗りで、上部に方向幕がありました。その後、乗務員扉設置、密自連化、アルミサッシ化、戸袋Hゴム化、ATS取り付け、列車無線アンテナ設置等行われました。 1991(平成3)年に2002Fの導入に伴い、廃車、解体されてしまいました。
モデルは上廻りは南洋物産のレトロ連接車(3Dプリントキット)、下廻りはMODEMO製の304Fをベースに、晩年の姿に加工しています。
3Dキットはとても割れやすいので、加工は大変でした。
動力はMODEMO製ですので、走行性能はいいです。
さらにウェイトを積み込んでいます。
屋根部分はきつくウェザリングしています。
365には屋根上に配管がありませんでした。
上部の縁部分の幅に注目
ATS車上子を取り付けています。
台車はブリル台車を短くカットして使用しています。
床下機器も再現したかったのですが、製品がウェイトを兼ねた金属製であり、
軽くしたくなかったため、製品のままとしました。
一番の特徴である、屋根高さの違い(左:306、右:356)
製造会社が違うため、屋根の高さが異なります。