・C581やまぐち
C581は現在、梅小路蒸気機関車館に静態保存されています。晩年は北海道釧網本線で客車/貨車を牽引しました。昭和54年に「SLやまぐち号」が復活した時は、1年間はC571と共に集煙装置を煙突に付けて12系客車を牽引していましたが、それ以降は活躍もせず、静態保存機となってしまいました。
モデルはカトー製をベースに、やえもんデザインや銀河モデル、ワールド工芸、タヴァサ製のパーツを用い、山口線で「SLやまぐち号」を牽引していた当時の姿を再現してみました。(DCC/サウンドデコーダー搭載)
集煙装置と各部の磨き出しが、やまぐち号仕様の特徴です。
C571やまぐち号仕様とほぼ同形の集煙装置
カトーのC57やまぐち号用の集煙装置を加工して用いています。
5本の空気作用管の少し上に、集煙装置駆動用の2本の作用管も走っています。
キャブ側窓部分のバタフライスクリーンが北海道時代の名残です。
キャブ下の配管は判る程度で再現しています。
側面からはほとんど判らないように取り付けられた重油タンク
重油タンクの形状は資料に乏しいので、天賞堂の製品を資料代わりに作りました。
ヘッドマークは脱着式です。