・C57117

 C57117は現在、東京都と宮崎県に動輪のみ保存されています。1939(昭和14)年に製造され、広島、糸崎、鹿児島、そして最終配備は宮崎機関区で、1973(昭和48)年にお召列車牽引を3回行いました。1974(昭和49)年4月26日に休車、8月18日に廃車になり、その後出水区側線で留置されていましたが、残念ながら保存されずに、動輪を残して、1976(昭和51)年に解体されてしまいました。
 モデルはカトー製(リニューアル)をベースに、やえもんデザインやKitcheNなどのパーツを用い、晩年の姿を再現しました。

門鉄デフ(K-7)、赤ナンバープレートの美しいC57です。

砂撒管は3本に増設されています。

速度検出ロッドの台座が大きめなのが特徴です。

給水ポンプ送出管は前に向かって少し下がって取り付けられています。

吸水管は磨き出されていました。

九州型独特の、前方にかき寄せられた増炭板

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