・C11227大井川鐵道仕様

 C11227は現在、大井川鐵道で動態保存されています。1942年(昭和17年)9月に日本車輌で製造され、苗穂、苫小牧、最終配置は釧路機関区で、標津線で活躍し、1975年(昭和50年)6月に廃車となりました。同年11月に大井川鉄道に譲渡され、整備を受け、1976年(昭和51年)7月から急行「かわね路」号として営業運転を開始しました。国鉄蒸機全廃後の4ヶ月後のことです。2008年(平成20年)にボイラーの老朽化の為、廃車となっていた312号機のボイラーに載せ替えられ、現在に至ります。
 モデルはカトー製(リニューアル)をベースに、やえもんデザインや銀河モデル、レボリューションファクトリーのパーツを用いて、大井川鉄道時代の、ボイラー載せ替え前の姿を再現しています。

日本の動態営業保存機の第1号です。

左右にある手すりが北海道型の特徴です。
シールドビームは撤去され、台座部分のみ残っています。

ナンバープレート下に、補強板が取り付けられています。

キャブドア窓ガラスは開けた状態にしています。


タンク横には4箇所に補強板が取り付けられています。
機銃掃射を受けた跡という話もあります。

ATS発電機は取り外されています。

北海道独特のコールバンカーを再現

左右のステップ長さが異なります。
ヘッドマーク掛けも再現しています。

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