・C108
C108は現在、大井川鉄道で動態保存されています。現役時代には大宮、高崎、水戸、仙台、盛岡、会津若松機関区等、東日本地区で活躍しました。昭和37年の廃車の後、ラサ工場が国鉄(元JR)から払い下げを受け、貨物専用線の廃線になる昭和61年11月まで活躍しました。またその後も宮古市が購入し、市の観光の目玉として平成元年まで、旧臨港線を用いて「SLしおかぜ号」として運行されました。更には平成9年からは大井川鉄道に譲渡されました。
モデルはマイクロエース製をベースに、ボイラーのシェイプアップ、サイドタンクの新製、各部サイズ調整を行い、スケールになるようにしています。パーツはやえもんデザインや銀河モデル、レボリューションファクトリー製を用い、大井川鉄道仕様に仕上げています。
ヘッドマーク掛けが取り付けられた状態を再現しました。
カプラーはナックルに交換してあるので、重連、バック運転も可能です。
オイルポンプ箱作用ロッドなど、できる限り細かく作りこんでみました。
空気作用管は磨き出していないので解りにくいですが、きちんと再現しています。
コールバンカー部分のリベットの表現は、本当に骨が折れました。
実際のリベットよりはかなり間引いています。
小型機関車とはいえ、下から見上げると迫力があります。
火室上部にはほとんどディテールがありません。
キャブ窓下のリベットは、実物と同じ本数埋め込んであります。
少々歪んでしまっています・・・