・美唄鉄道2
2号機は現在、美唄市東明駅跡に静態保存されています。本機は美唄鉄道で最初の自社発注機として大正8年に製造され、昭和47年まで4122や4号機と共に活躍しました。
モデルはマイクロエース製の4122ををベースに、銀河モデルやワールド工芸のパーツを用いてディテールアップしています。この2号機はトレインショップから高級モデルが発売されていますが、重度の慢性金欠病のため購入できず、地道にマイクロエース製を加工しました。
(とれいんNo.524に掲載)
屋根形状が、他機と異なります。
最終期には丸型ナンバープレートに交換されました。
トレインショップから発売されている2号機は丸型のナンバーが付属しています。
本機の特徴でもある前方に移動した元空気溜。
製品のものを取り外し、ただ移動させただけです。
動力逆転器、発電機はワールド工芸のロスト製を使用しています。
見えにくいですが、空気作用管も、判る範囲で再現しました。
美唄鉄道の4110で唯一、汽笛が安全弁の後ろに立っています。
非公式側の元空気溜は製品のままの位置です。
キャブに関しては製品では側窓が少々小さく、密閉ドアの位置が前寄りなので、
プラ板でドア部分を埋めてしまい,キャブ全体を作り直しました。
安全弁の横に写っている汽笛は、銀河モデルのロストパーツを加工して使用しています。
後部形状は国鉄4110型と異なっています。