エピソード2 ノームの捜し物

                                                       7.「呪文の書」奪還

ブラックの必殺のサイズがギガンを仕留めました。ついに冒険者たちは”さえずる小鳥”の「冒険の書」を取り戻すことができそうです。


■「呪文の書」の行方は?

ダンカン:ブラックのクリティカルに唖然としてしまった。ギガンを調べる。
DM:<捜索>判定をお願いします。
ダンカン:d20+1=(17)+1=18
DM:ギガンの傍の草むらで背負い袋がみつかる。「呪文の書」が入っている。
ダンカン:あったぞー!
シャドウ:よかった♪

DM:その他にも、220gpと謎のポーションが背負い袋に入っている。あとは上品質のバトルアックス。【クローク・オブ・エルヴンカインド(エルフ族の外套)】は戦闘でズタボロになり使い物にならない。
ダンカン:結構金もってるね。
ブラック:バトルアックスを鑑定してみたら?
ダンカン:<鑑定>判定行きます。
ダンカン:d20+3=(5)+3=8
DM:ダンカンには350gpくらいに見える。
ダンカン:その結果は信用できなんな。アックスは売ろう。
シャドウ:えっ!なんかあるかもよ?マジックアイテムとか…。

DM:ジェントの右の二の腕の刺青が消えていく…。「善の行いをすると少しずつ消えて行くんだ…。」とジェントは言う。
シャドウ:ジェントは何者なんだ?

裏コメント:何気なくジェントの描写をしましたが。今後しばらくパーティーの一員となるなら、ジェントの素性については追々明らかにされるでしょう。多分…。

DM:ということで。目的の「呪文の書」は取り返したね。マジックアイテムについては、魔法を取り戻した”さえずる小鳥”に聞いてみれば?
シャドウ:了解。戻ろう。
ダンカン:”さえずる小鳥”の元へ行こう。
ブラック: 戻ろう。


■一つの冒険の終焉

DM:”巨人の眠る丘亭”に戻ると、”さえずる小鳥”はスカーっと寝ている。
シャドウ:また寝てんのかよ!
ダンカン:ベッドを蹴る。
DM:むにゃむにゃ…。おお!我が勇者たちよ?どうした?
ダンカン:「捜しものはこれか?」と言って「呪文の書」を差し出す。
DM:「おお。よくやってくれた、我が勇者たちよ。」と”さえずる小鳥”は喜ぶ。

DM:魔力が回復した”さえずる小鳥”によると、バトルアックスは単なる上品質の武器で魔力はなし。ポーションは≪チェンジ・セルフ≫。これでギガンはウマという青年に変身していたのかもしれない。

DM:「呪文の書」を取り返してもらった“さえずる小鳥”は大喜びで、冒険者たちに報酬のブラック・パールを渡し、さらに宿代、食事代も出してくれるほどの太っ腹ぶりだった。その夜の“巨人の眠る丘亭”は飲めや歌えやのパーティーで、盛り上がりはいつ終わるとも知れないのであった…。

裏コメント:元々はオンライン用のお試しシナリオでした。何のひねりもなく、ただ敵を倒すだけの話だったのですが、完結までに半年かかりました。一回のセッションで完結させるためにはもっと無駄を省いたスリムなシナリオにするか、オンラインの環境を改善するか検討の必要がありそうです。


■報酬と経験点

DM:今回の報酬と経験点、および追加装備は以下のようになりました。

ダンカン:経験点450
  55GP
  ブラックパール
  上品質のバトルアックス
  ポーション≪キュア・ライト・ウーンズ≫

シャドウ:経験点450
  55GP
  【キーン・ショートソード】
  ポーション≪キュア・ライト・ウーンズ≫
  錬金術師の火×2

ブラック:経験点450
  55GP
  ブラックパール
  ポーション≪チェンジ・セルフ≫

ジェント:経験点300
  55GP
  ブラックパール


■冒険を終えて

DM:ということでエピソード2終了。無事終わったね〜。おめでとう!おつかれさま。
ダンカン:おつかれ。
シャドウ:はい。おつかれさんでした。
ブラック:おつかれさま。半年がかりだったな。
シャドウ:すまんブラック。俺のせいだ。
DM:今年はD&D復活年だったね。
ダンカン:来年はレベルアップしよう。
DM:では、年忘れD&D大会。大盛況のうちにお開きにしましょう。
一同:良いお年を!

裏コメント:とりあえずDMとしては初シナリオが無事?終わってほっとしました。収集つかなくなりそうで大変な時もありましたが…。DM楽しいです。すぐに次のシナリオを考えたくなりました。何よりこの3人(4人になるのかな?)の今後の冒険が見てみたいと思いました。


これで3人の冒険者が協力した初めての冒険の物語は終わりです。次に、この3人がどのような冒険を繰り広げるのかは、次回のお楽しみ。



<<その6へ よろしければご感想など リプレイ&ダイジェスト Come&Begin ホーム