エピソード1 リングリングリング

                                                         4.思わぬ急展開

■ドワーフ族の住処

救出したドワーフの導きにより秘密の通路からダンジョンの地下へ連れて行かれたパーティー。なんとそこにはドワーフ族の住処があった。

ドワーフを救出したことと、妖精リングリングを捜すことがパーティーの目的であることを知ったドワーフ族はパーティーに感謝の意を示した。妖精はドワーフと知り合いなのであった。パーティーは失った装備一式をドワーフ族に新調してもらった。さらに、別れ別れになっていたカラ、ミー、スペースとも再会した。カラ、ミー、スペースはオークどもから必死に逃げている最中に落とし穴に落ち、地下水脈を流されていたところをドワーフたちに助けてもらっていたのだった。

三度ダンジョンに潜入するパーティー。その時、若いドワーフが冒険に志願した。ドワーフの名はダンカン=ライナセレス。さらにダンカンを仲間に加えたパーティーは、ドワーフの住処から直接ダンジョンに潜入した。

裏コメント:ここで登場したダンカン=ライナセレスは3Eルール用に準備していたキャラクターです。突然登場しましたが、ここでブードゥーとガーとの繋がりができたし、クラシックと3Eの物語の橋渡しにもなることが予想されます。実際、この出会いが今後のシナリオの方向性に少なからず影響を及ぼして行きます。


■対トロール戦〜リングリング救出

ドワーフの住処からダンジョンに潜入して直ぐにパーティーはトロールと遭遇した!しかしガー、パイター、ダンカンの三連撃により1ラウンドで圧勝!

その部屋には妖精リングリングが囚われていた。パーティーは遂にリングリングの救出に成功した。

裏コメント:強敵トロールを1ラウンドで倒したのは圧巻でした。


■対ガーゴイル戦〜【リングリングリング】発見

妖精リングリングは魔法の指輪【リングリングリング】を取り返して欲しいとパーティーにお願いする。リングリングリングは二体のガーゴイルが守っていると言う話なので、パーティーはドワーフから魔法の武器を拝借した。

ドワーフの持ち出してきた剣は【ファルコン・ソード】という見事な剣であった。通常はトゥーハンドソードだが、合言葉により二本に分かれる魔法の剣であった。ガーとパイターが二本に分かれた【ファルコン・ソード】をそれぞれ一本づつ持ち、ダンカンはドワーフ族に代々伝わる魔法の斧を持って、ガーゴイルのいる部屋に向かった。

壮絶な戦いの末にガーゴイルを倒したパーティー。その部屋には財宝が散乱していた。財宝の中に、ブードゥーの持つ指輪【ロングロングリング】に共鳴して光る指輪があった。パーティーは【リングリングリング】を入手し妖精リングリングの元に返した。


■ヨモス司教発見

パーティーに感謝した妖精リングリングは、ダンジョン内でヨモス司教を見たことがあると告げる。リングリングの案内でパーティーはヨモス司教のいる部屋に辿り着いた。
ヨモス司教はいた…。そしてヨモス司教の口から”テテント男爵の財宝”の秘密がパーティーに明かされた…。

・ゴルマンに人が寄り付かなくなったのは、主要街道のひとつでジャイアントが悪さをしているためだった。
・ハチドリに変身してテテント男爵に内乱鎮圧の進言したのは、ヨモス司教自身であった。
・テテント男爵がいない隙にシュロフに”テテント男爵の財宝”を盗ませたのもヨモス司教であった。
シュロフはかつてヨモスに何かの折に命を救われた男で、恩人ヨモスの言うことには服従するのだ。
・”テテント男爵の財宝”でヨモス司教はドワーフから大量の武器を買った。
・シュロフには”テテント男爵の財宝”のありかをわざとしゃべらせて、冒険者たちがゴルマンに集まる様に
仕向けた。そしてドワーフにはゴルマンに武器を売りに行かせ、街はその武器をゴルマンに集まった冒険者たちに売ることで商業を活性化させて、ゴルマンの街が活気づき繁栄することをヨモス司教は願った。

裏コメント:ついに秘密は明かされました。ヨモス司教ですが、ゴルマンのためとはいえ他にやりようはなかったんでしょうかね?やはり変人に分類されるお方になるんですかね。



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