バス廃車体全国版
新潟県5(その他)
新潟県内の廃車体のうち、県内大手事業者以外のものと自家用バスなどをまとめます。廃車体
撮影:樋口一史様(五泉市 2005.6.5)
自家用 日産UR690
撮影:樋口一史様(五泉市 2005.6.5)
こちらは珍しい日産自動車と北村製作所の組み合わせ。日産が日産ディーゼルからUDエンジンの供給を受けて作ったディーゼルバスです。
長さはいすゞBA20などとほぼ同じなので窓配置もそれと変わりません。正面にはUDマークがつきますが、後面には「ニッサン」のロゴマークも見えます。
(撤去済み)
廃車体
撮影:新潟県(2018.7.1)
元姫路市交通局 いすゞP-LV314K
砂利取り場に置かれたバス。西日本車体の前後ドア車ですが、リアウィンドウと方向幕が独立している変わった仕様。さらに後ろドアの脇にある側面方向幕が、上下に分かれています。どうやら姫路市交通局の車両のよう。
後面の方向幕に目を凝らしてみると、最後は神立高原スキー場のシャトルバスとして使われていた車両であることが分かります。
特徴ある車両を残していただいたものです。
廃車体
撮影:新潟県(2018.7.1)
元相模鉄道 いすゞU-LV324L
砂利取り場に置かれた相鉄カラーのバス。どうやら付近で自家用バスとして使われていたものを譲り受けたようです。
小形の側面方向幕や車掌台窓などが相鉄バスの特徴ですが、直結冷房のユニットなどから1991〜94年式のようです。
廃車体
撮影:新潟県(2018.7.1)
自家用 いすゞP-LR312F
砂利取り場のバスですが、恐らく自家用バスのスタンダード仕様。冷房もなく、短尺で飾り気のない仕様です。
側窓上部に固定窓のあるT字窓の仕様は、1984年の登場時から1989年のマイナーチェンジまでの標準仕様です。
廃車体
撮影:新潟県(2018.7.1)
小千谷観光バス 三菱P-MK517J
砂利取り場のバス。小千谷市に本社を置く小千谷観光バスのカラーのまま置かれています。
1988〜93年の間のモデルで、窓はスモークガラスですが開閉式で、標準床車なので、型式を推定しました。
廃車体
撮影:新潟県(2018.7.1)
自家用 三菱U-MK218J
砂利取り場のバス。1993年にニューエアロバスに合わせてモデルチェンジされたエアロミディの観光型ですが、なぜか中ドア仕様。よく見ると「DRIVING SCHOOL」とボディに書いてあるので、自動車学校の教習車だった車両です。フェンダに枠があるのも、教習車として車幅を稼ぐためでしょう。
1993〜94年のU-時代のカタログカラーなので、型式を推定しました。