入門その頃のバス

北村製作所(観光バス)

ボディ 北村製作所の観光バスタイプのボディは、1966〜74年の間に見られましたが、生産数はそう多くないようです。帝国自工などと同じく、前面を傾斜窓にしてスピード感を持たせたタイプと、路線タイプの窓を拡大したタイプとが並行生産されたようです。

1966 − 1974

群馬バス 日産デ5RA104(1968年)
群馬バス

撮影:板橋不二男様(伊香保営業所 1973.4.23)

群馬バス 日産デ5RA104(1968年)
群馬バス

撮影:板橋不二男様(伊香保営業所 1973.4.23)

高速バスの黎明期にスピード感を出すために前面に傾斜窓を採り入れた観光タイプが各ボディメーカーで作られましたが、北村製作所でもそれに類するボディスタイルが見られました。
車体断面は路線タイプボディと変わりませんが、前面窓に傾斜をつけ、後面は丸形になっています。

諏訪バス いすゞBU10KP(1972年)
諏訪バス

撮影:茅野営業所(1989.3.21)

諏訪バス

撮影:茅野営業所(1989.3.21)

1966年にモデルチェンジした路線バスタイプの前面窓を大型化したタイプ。後面は路線バスタイプと同じ形です。
写真の車両は、側面窓が傾斜メトロ窓で、側面最後部に縦長の固定窓があるのが特徴。

ページ上部へ戻る
メニュー

80s岩手県のバス“その頃”