その後の廃車体
廃車体の棲む家6
岩手県の県庁所在地である盛岡市からほど近い住宅団地の近くに、ちょっと場違いに多数の岩手県交通BUが集積する場所がありました。複数の方から情報を頂いたり、事前調査していただいたりしましたが、結局自分自身で見に行くことにしました。
廃車体

撮影:岩手県(2024.5.1)
岩手県交通 いすゞBU10
まず公道から一番見やすい場所に鎮座しているのは、岩手県交通の自社発注のBU10です。
おでこの青色がきれいなので、紫波営業所や滝沢営業所の車両でないことは確かです。
廃車体

撮影:岩手県(2024.5.1)
岩手県交通 いすゞBU04
その隣にいたのは三角の屋根を被った元国際興業のBU04。
冷房のない初期車です。
廃車体

撮影:岩手県(2024.5.1)
岩手県交通 いすゞBU04
こちらで縦列駐車になっているのも元国際興業のBU04ですが、後ろの車両は国際興業時代に直結冷房の追加取付を行った1978〜80年式。後面窓にデンソーバスクーラーのシールが残ります。
廃車体

撮影:岩手県(2024.5.1)
岩手県交通 いすゞBU04
これも元国際興業のBU04ですが、後面にエンジン通気孔がある初期車の1973〜74年式。
前面ガラスはひびが入ってしまったようで、補修痕があります。
廃車体

撮影:岩手県(2024.5.1)
岩手県交通 いすゞBU04
もう1台いました。
これも、折り戸の窓が小さく、中ドアの上に方向幕がある初期車です。