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御谷湯 墨田区石原3−30−8 03-3623-1695 16:00-24:00、月曜休、祝は翌日休、フロント。 JR錦糸町駅前を北上して2つ目の大通りの蔵前橋通りを左折。しばらく進んで三ツ目通りに出たら右折してまた北上。少し行った所を左折してすぐの右側にある。東武伊勢崎線の業平橋駅から都営新宿線の菊川駅を抜けて新橋に行く都営バスを利用すれば石原3丁目のバス停からすぐの場所にある。。錦糸町駅から15−20分ぐらい。バス停からは1分(銭湯マップでは2分となっているが・・・)。 コメント:トタン張りで山小屋風の一軒家銭湯で、いかにも天然温泉が出ているという感じがする外観だ。灯篭の置石や古い井戸ポンプと木桶などが飾られていて、賑やかな感じがする玄関前だ。男女共通の踊り場から右に折れてロビースペースへ入る。畳台のあるこじんまりしたスペース。フロントで料金を払って暖簾をくぐって脱衣場へ。ここは結構天井が高くて、格天井もある伝統的な銭湯の脱衣場だ。広くは内分、島ロッカーを斜めに置いて工夫している。何と行っても乱れ籠を並べておく棚が健在なのは珍しい。で、多くの人が乱れ籠を使っている。YAMATOの体重計と古いマッサージ機あり。 さて、洗い場に入るとまずは照明が暗めで湯気が立ち込めているので、奥のほうが良く見えない。いかにも湯治場という雰囲気でいい。しかし、良く見るとタイル等は新しいものに張り替えられていて、壁にもモダンな1枚タイル絵などが埋められて飾られている。島カランは長めのものが中央に1本。カランの数は7-8-8-3ですべてシャワー付き。湯量等良好で特にカランのお湯は熱め。左側手前に扉付きの立ちシャワーブース2基。で、浴槽だが正面は白湯の深湯(底がでこぼこになっていて、足ふみ湯となっている)と浅湯(8点ジェット付きの座湯2基と、角が小部屋になっていて滝状に湯が落ちるショルダーマッサージ湯)がある。ここの湯温は41℃とぬるめ。で、正面壁は鬼瓦などがはめ込まれた和風モダンな装飾となっている。そして何と言っても圧巻なのは右側壁際に並ぶ浴槽群。奥が薬湯(本日は緑色)でそれに続いて手前側に向かって高温、中温、低温と表示された黒湯の温泉3つ(実際の温度は45℃、42℃、28℃)が並ぶ。決して大きくはないのだが浴槽の淵は檜?かなにかで縁取りされていて、いい風情を醸し出している。このちょっと熱い高温温泉と温泉の水風呂を行ったり来たりすればほんとに極楽気分だ。熱湯に入っていたら、隣の薬湯に入っていたおにいちゃんが身を乗り出してきて、「お風呂はほんとにいいねえ」と恵比須様のような顔つきで話し掛けてくる。 脱衣場に上がるとテレビは大相撲をやっていて地元のおじさんたちの応援振りにも熱が入っている。「朝青龍は急に強くなったね」などと話し掛けられまくり。「強くなるときはみんなそうっすよね」などと答えて・・・。とにかく、黒湯がすばらしく、地元の人々にも大人気のナイスな銭湯だった。また行ってみたい銭湯にリストアップ。 |
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