亀の湯


【2007.7.24】  
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亀の湯
墨田区本所2−20−3
03-3622-6662
16:00-23:30、不定休
、番台。
アクセス:都営浅草線の本所吾妻橋駅を下車したら三ツ目通りを南下。4−5分で春日通りにぶつかるが、その1つ手前の路地を右折してすぐに左折した左側。駅から9分の記載。


コメント:亀戸天神裏の天神湯、ずっと気になっていたので、訪問しようと思って地図見ていて、その手前の本所の亀の湯が気になった。何回かアタックしていずれも休みだった。銭湯マップでは
「不定休」となっているわけで。それにマークも「番、気、立」としか書いてないような今となっては数少ない銭湯。やはりこちらを優先しなければとまたトラップされてしまった。

今日も休みでは?と恐る恐る近寄ると、ラッキー、今日はやっているではないか。もう3回目のアタックだから嬉しさも一入だ。ところで、ここの銭湯、えらく細い路地に面していて、ほんと正面の写真が取れなかった。すぐ前が普通の民家で、玄関前に張り付いて写真撮ったものだ。ところが、なんとその民家が取り壊されているよ(おまけに銭湯右側も取り壊されていて、そっちはビルの建築中。おかげで、まるまる建物の全体を写真に撮ることができたが、なんだか複雑な心境。環境的にはやばいよな。

ところで、亀の湯、ほんと
こじんまりした(小さな破風屋根のある)一軒家レトロ銭湯なのだが、玄関前は植物などで綺麗に飾られている。こういうところって、結構若めの女将がいたりするのだが、案の定、比較的お若い女将さんだった。格天井縁側小さな坪庭もあり、なかなか渋い感じだ。ところで、東京銭湯マップでは「番、気、立」というように、ほとんど色物のない銭湯(こんなに何にもない銭湯も珍しく、冷蔵庫もなければドライヤーもないが、それなりにさっぱりしている。浴室も「立」とあるのは、端のカランにシャワーホースが1個取り付けてあるもの。カランの配置は8-6-6-8で、湯温は熱いぐらいで、湯量も良好。浴槽は古典的な浅・深湯で、数条の気泡が上がっている。湯温は43℃弱で熱さを感じさせないようないいお湯だ。で、ペンキ絵などはなくて、正面の壁も水色に塗られているだけ。男女境の壁もは枠状に大き目のタイルが張ってあるが、タイル絵はなく、ときどき見かける斜め模様になっている。

というわけで、亀の湯はほんとに余計なものは何にもない銭湯だが、妙に落ち着く感じがして、何はなくても、(レトロファンとしては)シンプルにレトロでお湯が良かったので大満足だ。

付録:帰りに新井湯によって、外のベンチでジュース飲んでタバコすった(ちなみに亀の湯には自動販売機もなかった。灰皿はいっぱいあったけど・・)。新井湯の壁はそれにしても美しい。壁を正面に見ながらベンチで一服できるのがすばらしく、煙突と破風屋根の上の明るい空に月がでていて、風流だった。

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