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第二香藤湯 墨田区押上3−41−1 03-3613-1103 16:00-23:30、日休、番台。 京成押上線の押上駅を下車したら南下して駅前通りへ出る。ここを左へ行き、次の通りを右折してまた南下していく(両脇が押上1丁目と2丁目)。突き当たり(正面は文花1丁目)の2本手前の道を左折して進んだ右の角にある。駅からは12分で、住宅街の中にある。 コメント:小さな千鳥破風のある昔ながらのこじんまりした外観。2階部分に大正か昭和初期を思わせるような木枠の窓ガラスがあって印象的。下足箱(木製)前の踊り場は年期の入った板張りで、時代を感じさせる。照明が暗いのも昔のままのせいか。脱衣場との境は何と暖簾だけで、扉がない。番台に格天井、島ロッカー1つ。左奥が母屋につながる廊下になっていて、その脇に庭スペースあり(中からは見えない)。洗い場も何も手を加えられていない様子。正面には富士山のペンキ絵(覚書きなしで、かなり古そう。大き目のモーターボートがあり、これは丸山師?)。中央に1つある島カランにはシャワーも鏡もない。カランの配置は7-7-7-9で、1つ1つの間隔が狭いのも旧式(カランのお湯は熱いくらい)。男女境には風車のある田園風景のタイル絵。カラン周りや床のタイルは昔ながらの小さな丸いタイルを敷き詰めたものだ。浴槽も典型的な深湯と浅湯で、熱めなのに熱さを感じないいいお湯。色物はほとんどないが、浴槽の中央に石が置いてあってその脇からお湯が流れ出ていて、さながらひなびた温泉地の湯船に浸かっているような気分になる。そんなわけで、レトロ感覚たっぷりの伝統的銭湯だ。天然井戸水使用とのこと。 |
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