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東海館 静岡県伊東市東松原町12−10 0557-36-2004 http://www.itospa.com/ 9:00-21:00、第3火曜日休 浴室/大・小浴場(大浴場は男女交代制) (男)11:00-13:00、(女)13:30-15:30、(男)16:00-20:00 東海館は昭和3年に創業した老舗の日本旅館であったが、平成9年に暖簾を降ろし、現在伊東市に移管されて無料の展示場として残されている。とはいえ1階部分で和風喫茶室と共同浴場を営業しているのがうれしい。 コメント:建物1階の右奥にある折れ曲がった廊下を抜けていくと正面に小浴場、さらに左に折れて大浴場がある。引き戸の手前に大きな暖簾が掛かっている。大浴場の方も引き戸を開けて中に入るといきなり小さな脱衣場。左手に小さなベンチがあって右手前に升目状の脱衣棚、全部で10個ぐらいだろうか。右寄り正面の扉を開けてすぐ浴室に入る。中央に丸型の浴槽があり、そのまた正面に逆さになってこちらを向いている唐獅子のオブジェが鎮座していて、口からお湯が注がれている(これが森田東光作という由緒あるものらしい)。浴槽のタイルだけは昔ながらのものかもしれない。そのほかの浴室の壁・床も総タオル張りだが、比較的新しいものに張り替えられている。右手の外に向いた壁の下にカランが3個だけ並んでいる。モダンなニュー銭湯にあるようなカランが取り付けられている。左手の壁には何もないのだが、左手手前奥に立ちシャワーブースが1基あり。お湯自体はさすがに適温のよく温まるお湯だった。が、温泉?の泉質等の記載はない。ちなみに小浴場はカラン一つという極小の浴室で、角に扇状に浴槽があり、やはり何かのオブジェからお湯が注がれている。いっぺんに入れるのはせいぜい2人ぐらいらしい(大浴場の方も4−5人が限度だろうか)。というわけで、東海館の共同浴場はこじんまりとしたものでモダンに改装されたものだが、この歴史的木造建築の中のお風呂だと思うとなかなかうれしい気分にさせてくれる体験型便利銭湯だ。ちなみに値段は大人500円、子供300円。。 |
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