コメント1(大阪の街について):
今回は大阪は中之島(北区)に宿泊の予定だったから、北区、その両脇の福島区、都島区、さらには北側の淀川区、東淀川区あたりに的を絞っていたのだが、中之島というのは北区から細長く西へ伸びている部分で、その南北はほとんで福島区と西区であった。
中之島の南が土佐堀川で北が堂島川、その北側に「北新地」なんて聞いたことのある地名があって大阪駅周辺に続き、さらにその北に淀川が流れていて、そのまた北側が淀川区(新大阪駅がある)というわけだ。土佐堀川と堂島川は下流では合流して安治川となって大阪湾にそそぎ、上流では大阪城の北側で合流して大川(旧淀川)となってさらに北上していて、結局は淀川に源を発している事がわかった。
で、この淀川(北)、大川(東)、堂島川(南)に囲まれたところに北区、福島区、さらには此花区(ユニバーサルスタジオがある)があって海へと続いているのだ。大川、堂島川、土佐堀橋などにはいっぱい橋がかかっていて、天満橋、天神橋、大江橋-淀屋橋、堂島大橋-土佐堀橋などがあり、これらを渡って南北に走る大通りが天満橋筋、天神橋筋、御堂筋、あみだ池筋などとなっているのだ(筋とは大通りのことだったんだ!)。
ちなみに大川の北に「大阪天満宮」があって地名の由来になっているが、「御堂」とは?と地図で調べたら、御堂筋の真中辺に「北御堂」、「南御堂」というのがあって、さらに心斎橋、難波へと続いているのだ(こんど大阪へ行ったら御堂を見てみたい!)。大阪の町も散歩したら結構面白そう。ところでタイガースファンがよく飛び込んでいるのは何川?心斎橋あたりとすると、「長堀通り」というのがあるから、「長堀」と言うのだろうか(地図には川の名前が出ていない)。
コメント2(大阪の銭湯について):
東京のような瓦葺、寺社造りの銭湯はなくて、大体はビル銭湯か体育館風の一軒家銭湯。なんといっても特徴は石造りの湯船で、脱衣場が大理石模様やら何やらで、こてこてに飾られているのもいかにも大阪らしい。いわゆる「いろもの」(バイブラやジェットなどの設備)は充実しているところが多く、サービス精神にあふれているのも東京と違っている。そう、湯温が42℃ぐらいで固定されていて、水で調節したりしなくてもいい(したくてもできない)のが、めんどくさくないといえばめんどくさくない(そういう光景も目にしない)。
で、やはり古い街中の銭湯はなかなかレトロな感じが漂っていて、住宅街の比較的新しい銭湯はニュー銭湯ばりのゴージャスさが売りと言う感じだ。いずれにせよ、大阪の銭湯は東京のそれとはまた違った意味でなかなか楽しめることがわかった(今回はすっかり大阪の銭湯のとりこになってしまったのだ)。今のところのオススメは紅梅温泉、で、次に入ってみたいのは一軒家銭湯の衛生湯か、海老江新温泉だ。
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