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不二の場 江東区東砂8−20−16 03-3644-1771 15:30-23:30、6、16、26日休、フロント。 地下鉄東西線南砂町駅2番出口(東側)で下車して北側に出る。わかりやすいのは線路沿いに東へ向かって荒川にぶつかったら、荒川沿いに北上。2つ目の交差点を左折(西向き)して1つ信号を越えたところの右側にある。駅から10分ぐらいだろうか。バスなら亀戸駅からのバスに乗ると「袖ヶ浦」というバス停がすぐだ。土手に登ると河口近くの荒川が見えて、遠くには海らしきものも見ることができる。 コメント:昭和中期頃を思わせる一軒家銭湯で、瓦葺ではないが清楚でいい感じの玄関周りだ。煙突はロケット型。荒川に近い場末の静かな住宅街にあるこじんまりした銭湯。玄関の半自動ドアを開けるとクーラーが効いていてもう涼しい。左右に下足箱(サクラGの下足錠)があるが、右を向くと扉もなしにすぐフロントになっている。料金を払い、左右の暖簾をくぐって脱場へ。小さいながらも清楚な感じ。中央に畳の座椅子あり、壁際にロッカーが並ぶ。格天井はないが、柱時計はあり、また振り向けばきれいに岩を配した坪庭がある。これがなかなか見事な岩の配置と緑のあしらいでそれは美しい坪庭だ。洗い場境のガラスは海辺の貝殻編。中に入るとこれまたこじんまりしているが、何となく雰囲気がいい。正面にはペンキ絵(記載はないが、丸山師の手か。男女の境に富士山、男湯側には富士五湖と向かいの山並み。)。島カランは1列でカランの配置は6-5-5-4で、内側に立ちシャワーブース2基(カランの湯温、湯量ともにやや控えめ)。浴槽は右手にめずらしい円形横ジェット(2ヵ所)風呂。左手に四角い寝湯2基(水枕付きで、6点ジェット)、中央に電気風呂というラインナップ。湯温は42〜43℃ぐらいか。タイル類もなかなか清楚な感じである。そんなわけで、どうということではないけれどもこんな銭湯は大好きだ。フロントのおばちゃんも感じがよく、夕方の時間帯には地元のおじさん達がのんびりとくつろいでいる。 |
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