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露天風呂ゆの花 北区浮間4−6−10 03-3558-7866 16:00-23:45、月曜休、フロント。 アクセス:JRで赤羽から2つ目の浮間舟渡駅下車7分の記載。駅の北側の道を線路沿いに東に戻る。大きめの通りを南下して線路を渡り進んでいく。スーパーの前を左折してすぐの右側。 コメント:外観はちょっと以前に建てられた感じのビル銭湯だが、ビルにしっかり専用の煙突が取り付けられているので、お風呂屋さんがビルのオーナーと思われる。玄関前はきれいに改装されていて、ビルの壁に三角の破風屋根が取り付けられており、和風のテイストを維持している。何と言ってもここの売りは櫓組みの露天風呂があることで、これに入りたくて今日はわざわざ足を伸ばした。 玄関を入ると正面にフロントがあり、右手前に小さな休憩室あり、テレビや飲み物の冷蔵庫が置かれている。暖簾をくぐって男女それぞれの脱衣場へ入る。島ロッカーはなくて、壁際にL字状に壁ロッカーが広がっている。中央には灰皿を囲んで5客の籐椅子が置かれているだだ広い空間。体重計はデジタルもの。 さて早速洗い場に入ると正面に大きめのタイルで作られたモザイクタイル絵。描かれているのは渓流の洞穴から流れ落ちる滝の様子なのだが、左右2箇所から水が流れ落ちており、川がどうなっているのか詳細はよく解らない。その手前に浴槽群がずらっと並んでいるが、一番右側が薬湯になっていて、今日は濃い緑色の薬湯(よもぎ湯)となっている。その他は右から(確か)5点ジェット座湯2基、12点ジェットの樽湯、ビックジェットのエステ風呂と続く(湯温は42℃ぐらいで適温に設定という感じ)。洗い場の方は島カランが2列あり、カランの配置は6-5-5-5-5-4で、カラン周りは石造り、鏡も横長長方形摺りガラスの一部が化粧ガラスとして丸くくり貫かれている形のもので、お洒落でゴージャスな感じする。カランの湯温・湯量等は良好。 そしていよいよメインの戸外露天風呂。これはビルの1階の外に張り出すように作られたものだが、女湯はやや内側に引き込んでおり、天井は夜景の星空を模した天井に覆われているとのこと。一方男性側は本当に空が見える露天。風呂の方は櫓の下に岩で囲まれた和風の大きな露天風呂で、お湯は福島から取り寄せた湯の華を使った乳白色の再生温泉(湯温も42−43℃ぐらいとなかなかの湯加減だ)。広々とした空間はまさに温泉地の露天風呂のようで、ここで体を横たえていると東京の銭湯であることを忘れさせてくれるような空間だ。 というわけで、北区の「露天風呂ゆの花」は温泉に入りたくなったときの願いを十分にかなえてくれる、歌い文句通りの乳白色の極楽温泉銭湯だ。なお、内風呂の洗い場もそれなりにゴージャス。 |
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