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玉の湯 北区赤羽南1−31−5 03-3901-9278 15:45-24:30、水曜休、番台。 アクセス:JR赤羽駅南口で下車して駅前通を道成りに進むと、「赤羽駅南口入り口」というY字路で比較的大きな通りと合流する。ここをさらに南下していって4つ目の筋を左折してしばらく進んだ左側にある。駅から5分ぐらい。マップファン地図。 コメント:(注:最初の段落は個人的な話なので、飛ばしてください)。2週間前、バイクで玉の湯に向かう途中、環7で右折車に巻き込まれ横転激突。それが玉の湯を目前にした赤羽南。で、救急車で赤羽総合中央病院に運ばれた。幸い擦過傷だけで、骨は大丈夫だった。その日はさらに王子警察へ行ったり、バイクのレッカー移動を頼んだりと、銭湯どころではなくなった。ところでその赤羽総合中央病院というのが何と玉の湯から歩いて5分のところだったのだ。つまりニンジンをぶら下げられた馬状態だったというわけ。 ということで、今日はリベンジ。同病院で当日の清算を済ませて玉の湯へ。(傷もやっと癒えて、腕を浴槽に浸けられる様になった。先週までは腕を持ち上げて万歳状態で銭湯入浴。足が無事だったのが幸いだ。) 玉の湯の外観、立派で大きな千鳥破風の瓦屋根の正統派レトロ銭湯。玄関周りは看板建築のようなデザインになっていて、これも結構レトロな風情で始めからこういう造りだったのかもしれない。玄関入ると典型的な左右の下足箱構造。男女それぞれの入り口から中に入る。左手にしっかり番台があって、比較的お若い女将さんに判子もらって中へ。綺麗な折り返し格天井に3枚羽根の扇風機。手前には縁側に小さいながらも石を散りばめた庭もあって、風通しも良好(ここにJT灰皿が置かれていて、くつろげるようになっている)。ちなみにトイレは縁側の左手奥にあって、床の豆タイルがかわいい。確か島ロッカー1列、男女境が鏡壁になっていて、脇には縦長冷蔵庫なども置かれている。 早速、洗い場へ。一見湯治場風のよさげな洗い場。正面は男女ぶち抜きのペンキ絵で、真ん中に富士山、早川さんの作で、平成15年7月9日、西伊豆と書いてある。5年も経っているが、真新しい感じ。海岸線と海の向こうに富士山、手前には波が押し寄せていて波しぶきが大きくはじけている。島カランは1列で、カランの配置は10(3−7)−5−5−3の配置(湯温等は良好)、というのも浴槽がペンキ絵下ではなくて、男女境壁下に長く伸びている(これが湯治場的な雰囲気を醸し出している理由)。奥が深湯(43℃強ぐらい)、真ん中が2点背ジェット2基の浅湯、さらに手前に小さめの浅湯(ここだけぬるめ)。で、その手前にカラン3基。壁にはラドン(ラジウム)泉と書いてあって、浅湯の境の金網に石がごろごろと詰められている。浴槽上には横長にモザイクタイル絵があって、ここにも富士山が描かれてるから、なんとダブル富士山という贅沢。立ちシャワーブースはない。そうそう、浴槽のタイルはいわゆるマーブルグリーンのタイルだが、カラン周りは一部がマーブルタイルであとは比較的新しいもの。 というわけで、赤羽駅至近の玉の湯は、どうしてどうして中も外も威風同堂々の正統派の大型レトロ銭湯で、一番湯の時間帯は大勢の人で込み合っていて、営業上何の問題もなさそうな感じ。 |
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