すっきりしたくて(疑問編)

気持ち良い程大きなう●こをしてふと思いました。「良くもまぁうまいこと流れていくなぁ」と。まぁその前に「良くもまぁうまいこと出てくるもんだ」と自分の排出機能に感心したんですが、今はそんな神秘的なところに行き着く話はほっといて。

便器を作ってる人に話を聞いてみたくなりました。

人間が一度にするうん●の量や太さや長さのデータってあるのだろうか。
便器ごとに流れ可能許容サイズってあるのだろうか。
パンフレットに 「体積○[cm3]/太さ(直径○[cm])/長さ○[cm] (目安)」 とか書かれているかもしれない。「ギャッハッハ、"目安"て!」なんて笑ったことがある人いませんか?その隣で「・・・え?てことは俺のって・・・規定外?」と大小問わず、数日悩み込んだことがある人いませんか?

もしかしたら●んこモデル(伏せ字の位置微妙)ってあるかもしれない。それ使って日々何度も流しシミュレーションとかやってる人がいるのかもしれない。ふーむ、


  うんこセット


  クイッ


  ジャーーーーー


  うんこセット


  クイッ


  ジャーーーーー


の繰り返しで一日を終える人のおかげで、僕らはホッと用を足すことができているのかもしれないゾ。


 

すっきりしたくて(解明編)

それから数日経ちましたが、未だに知りたい欲求は抑えられません。とりあえず大手企業2社のサイトにあったカタログに目安規格値は載ってませんでした。けどそこで諦めるわけにいきません。両社ともお客様相談センターの受付が土日もやってることに目を付け、勢いでどっちの会社にも電話しちゃいました。ほら、僕はいつでも本気ですよ!

いきなりですが答えをどーん!!

・JIS(日本工業規格)に定められた基準をクリアするように作っています。
・JISの規格を通し、JISの審査を通った工場で生産しています。


え?JISってうんこの大きさまで決めてんの?!


と思いましたが違いました。

・決められた長さのトイレットペーパーを丸めて流すテストをしています。
・760mm長のトイレットペーパー(シングル)を丸めたものを7つ入れて、それが流れれば規格のクリアとなっています。

とのことでした。2社とも同じような答え。そっかぁ、うんこモデルってのはないんだなー・・・と思ったのですがなんと2社のうち1社の方から、


「それと、そのものではないんですが、そのものに似せたモノを流すテストをしております。」


「えっ!?そ、それって、便の模型みたいなものがあるってことですか?」


「そうですね。」


なーんと!うんこモデルは存在しました。会話上では便の模型と言ってるところで薬缶の育ちの良さをアピール(半ケツ中腰で力みながら)。


「えっと、その模型のサイズってのは・・・」


「すいません。そこまではちょっと解りかねます・・・」


おそらく社外秘データなのでしょう。聞くとその模型、社内独自のモノとのことでしたし。また、もう片方の会社からは、「開発・設計の時点では、そのものを流すテストもしているかもしれません。」というお話もいただきました。

電話を終えた後、自分でもJIS規格のサイトに行って調べてみると、「丸めたトイレットペーパを2つ」となっていたので、その会社が念のため7つ流しているのか、電話口で僕が7つと聞き間違えたのかわかりませんが、規格クリアは間違いなし。他に、インクを使った汚れ落ち度の規格とか耐久性の規格とかありました。

とりあえず[便]というキーワード検索の結果からは、JISに定められたうんこモデルらしきもののは見当たらなかったです。それにしても、うんこモデルを作ってる方の会社にはうんこモデルを作る部署があるってことなんだろか。一度でいいから社会科見学させてもらいたいなぁ。

いじょ、調査報告でした。

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JIS規格文書を読んでみたい人は、JISC-日本工業標準調査会のホームページから「Main Menuのデータベース」→「JIS検索」→「JISA5105」で検索かければ、「住宅用簡易水洗便器」のPDFを読むことができます。

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最後に。
製品そのものの質問でもないし、開発・設計レベルの話にもなるので下手すりゃ同業者からの調査と思われてもおかしくない問い合わせに対して、終始快く対応してくださった両社相談センターの方に感謝!

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