夫立ち会い学級 -2003.05.25.(約36週)-
なんだか、両親学級の時のような楽しさはあまりなく、終始まったりした雰囲気のまま2時間が淡々と過ぎた。
分娩室を見学。
・・・ん、部屋自体はなんてことないかな。
旦那は、嫁さんの頭の方側にいることしかできないとのこと。でも実際その時になったら、その場から動かず立っていられるのか?なんて思った。たぶん、思わず見に行ってしまいそう、な、気がする。
で、てっきり実践すると思っていた呼吸法は、ビデオを見ただけ。陣痛から出産までの経過具合に合わせて違ったリズムでやるようで、画面では、ばあさんがそのいろいろな呼吸法をやってみせていた。
こないだ書いた「ひ、ひ、ふぅ」ってやつは、赤ちゃんが、だいぶ出口に近づいてきたとき(極期
I というらしい)にするものだそうだ。「これが陣痛かな?」って思い始める最初の頃(準備期)には、ゆっくりと、
吸ってぇ、、2、3。
吐いてぇ、、2、3。
の、リズム。ワルツの呼吸と言うそうだ。
で、これをビデオのばあさんが言ってるのを聞くと、どーぉしても、
吸ってぇ、兄、さん。
吐いてぇ、兄、さん。
と聞こえてしまう。ばあさんがゆっくり「にぃさん、にぃさん」言ってる。
この時唯一笑ってしまった。ひとりで軽く吹き出してしまった。・・・。
・・・・・・。
・・・や、実際聞くとマジで結構面白かったんだってば。
母親学級3回目 -2003.05.22.(約36週)-
2ヶ月半ぶりの母親学級。そしてこれが最終回。
今回は、呼吸法と分娩室の見学とのこと。
まず呼吸法。ひ、ひ、ふぅ〜。良く聞くラマーズ法。
この時の「ひ、ひ、ふぅ」は、全部息を吐くんだってさ。
ほら、今ちょっとやってみちゃったでしょ?・・・。
やってみればそれが自然なんだけど、あらためて言われると考えちゃうね。
で、分娩室の見学、使ってる部屋がたまたまあって、外では旦那さんらしき人がイスに座って待っていたらしく。
・・・。俺、そんな時に居合わせたくねぇ〜。
気楽に待っているにしても、気が気じゃない状態だとしても、とにかく、そんなときの姿を妊婦さん十数人に見られたくねぇ〜。と、なにげに思ったりして。
ま、立ち会い希望なので、その場にいることはないと思っています。
ってことで、週末は立ち会いクラスなるものに参加して来ますです。
両親学級 -2002.04.27.(約32週)-
キツイ。
重い。
歩きづらい。
しゃがみづらい。
寝づらい。
靴下を履きづらい。
物を拾いづらい。
暑い。
ほんの2,3分だったけど、疑似体験の感想。
これが、寝ても起きても毎日24時間何をするときにもこの状態が続くだなんて、とてもじゃないけど考えられない。しかも、あのオモシとなった液体は、本当は生きているのかと思うと、・・・・・・ん、表現できる言葉が見つからない。
だけど、そんな思いを毎日しているからこそ既に実感が湧いているのだなと思うと、羨ましい感じもする。当たり前だけど、男には、一生感じることが出来ない気持ちだろうし。
お互い、できることをできる範囲でやることにして、楽しくのんびり気持ちに余裕を持って、まぁ強いて言えば無理をするのは俺ってことで、あと2ヶ月ちょいを過ごしていきたい。
母親学級2回目 -2002.03.12.(約25週)-
今日は嫁さんが2回目の母親学級に行ってきた。
事前に、今回の母親学級では妊婦体操をやると聞いていた嫁、いつもはオーバーオール(マタニティちっく)を着ていくものを、動きやすいようにとわざわざズボンを選んで病院に行ったらしい。
まあ、とはいえ最初の20分くらいはやっぱり座学。妊娠中の生理という項目で、要するに思わぬトラブル(切迫流産やら早産やら)について産医師(女性)から話があったらしい。その女医さんは講義中、口癖のように「お配りのテキストにある通り」と話していたらしく、嫁はなんだか少し呆れていた様子。それはおそらく嫁だけではないと思われ、講義終了後の「なにか質問ありますかぁ?」に対しても、出席者20名を超える妊婦さんは無反応だったとのこと。・・・担当医じゃなくて良かったかな、と。
その後、講師的役割は助産婦さんに替わり、項目は妊婦体操へ。
体操を始めるにあたって、まず助産婦さんは言ったそうな。
「いろいろとありますが、ここでは座って出来るものをやりましょー」
ぅえ?・・・ス、スカートでもまったくもって問題なし? えぇ、もちろんなし。
他には、母乳マッサージとか、前回と同じように、グループに別れての雑談時間があったとのこと。楽しかったそうなんで、そりゃもうなによりなにより。
えーと、次回の母親学級は、予約の都合でしばらくあいて5月下旬。その前の4月下旬に両親学級あり。ぅぉー。き、きんちょー!・・・今からしてどーする。
母親学級1回目 -2002.03.05.(約24週)-
今日は嫁さんの1回目の母親学級。
やはりもう母親なのだ。ちなみに両親学級は、2回目の母親学級が済んだ後となり、4月下旬と既に予約されている。
さて母親学級を終えた嫁に、楽しかった?と訊くと返事は、眠くなった。あはは。とのこと。ん、まぁそれくらいで良しと。
内容を聞いてみると、まずはテキストに沿っての座学らしい。いちお僕も、嫁さんが持ち帰ってきたテキストを読ませてもらった。
「栄養学のような、オススメ食事メニュー」
「本人は当然、同居人も喫煙はダメ」
「主に妊娠初期における薬はダメ」
「アルコールはダメ」
「コーヒー、茶などのカフェインは控える」
「良くない姿勢」
「良い姿勢」
などが書かれていた。
特に、喫煙や薬が母胎に与える影響はかなり大きいらしく、男女問わず将来子供を持つかもしれないなんてことが少しでも頭にある人は、子供の一生を考えるなら今自分が我慢し続けるなりなんなり止めておくに越したことはないとあらためて思う。薬は病気になったときくらいしか必要ないけど、タバコは毎日吸ってれば、妊娠に気付くまでの間は確実に影響しているってことだし、気付いてからでは遅いかもしれない。その影響は、良く聞くような、子供の身体が小さく産まれるだけでは済まない可能性もあるらしい。今までは混んでるときはしょうがないと思っていたファミレスとかの喫煙席も、これからは待ったり別の場所に行ったりしてでも禁煙席に座ることにしよう。そげなことで泣きたくないし、なにより子供の一生を(たとえそのうち一期間だとしても)そーいったことで泣かしたくない。
幸いウチは夫婦そして互いの両親共々タバコはやらないし、薬は飲まないようにと話していたし、アルコールは本人は飲まないようにしているし。ってなことで、座学なんてタダでさえ眠くなるって言うのにそれほど関係ない話となれば余計に眠さも増すわな。
でもまぁさすがに2時間ぶっ通しで座学を続ける訳もなく、他にも、ビデオを観たりとか、参加している妊婦さん数人ごとにグループを作って話し合いをしたりとかあったとのこと。
ビデオは、胎児が胎内で成長する様子が流れたり、それだけでなくなんと、産まれてくるまさにその瞬間の様子も流れたらしい。仰天だ。嫁は、ここには書けないような表現を使い、ビデオを観た様子を話してくれた。ちなみにモデルは外人だったとのこと。
グループでの話し合いは、まぁ友達作りの場所提供の意味もあるのかな。話の内容は、お互いの担当医のことなんかもあったらしく、「腕はいいらしいけど、かなり愛想がない」「腕はそこそこだけど人気がある」「質問しても大した返事が返ってこない」などなどと、お互い言い合ったり羨ましがったりと、ウワサかホントかわからないようなことでワイワイやっていたようだ。
ところで、4000gを超えて産まれてくる子供は、巨大児と言われ、それは一つの病名らしい。
嫁は、そのことが座学中で一番興味をひかれたとのこと。
それを聞いた時の俺、人生一番最初にかかった病名は、巨大児であることを知った瞬間であった。