　あさひ　という名を社名に使用する模型関連の会社というと、一般的には
アサヒ模型をさすが、旭産業という会社も存在していました。

Ａという文字をロゴ化し、専門誌などでも不詳という取り扱いがされているメーカーです。　　”雨後の筍メーカー”　（個人的にはこの表現
には抵抗がある）　などと不名誉な表現がされているのが現状である。

ただ、我々がこの当時のマイナーなメーカーについてどれだけの知識と認識があるかというと、はなはだ心もとない。
知らないのは情報豊かと錯覚し忘却してしまっている現代人・・・・・・・。

残念ながら委細は不明ですが、東京と横浜に拠点があったところをみると、プラスチックモデル専門メーカーではなかったようです。

旭産業はオリジナルの　”アサヒカラー”　という塗料類ももっていました。

　Ｕコンを模して子供達用に発売されたと思われる模型。

　穴の開いた主翼に付属の凧糸で通し、組立図のように

　振り回して遊ぶという物。

　機首にバラスト用のこれまた付属の粘土を詰める。

　車輪なども接着するようになってはいるが、ディスプレイ

　モデルでもない限り、ファースト・フライトで消し飛ぶこと

　請け合いです。

　でも、当時の男の子はそんなこと気にもしなかった・・・・・

　・・・・・多分。

ＨＯサイズの鉄道模型。　社名が　ＡＳＡＨＩ　ＢＲＡＮＤ　Ｃ　となっている。

この鉄道シリーズには他に、　義経号・Ｃタンク・森林タンク　がありました。