すっぽんぽん8月日記。


2003/08/31
ついさっき、電話がかかってきました。
何だ何だと思って取りました。
「こっこが、こっこが出てるよ!」
友人が、興奮気味に叫んでいました。
今、ライブ会場に、飛び入り参加で、こっこが出てるよ、と。
何事かと思いました。
cocco。
2年も前に歌うのをやめてしまった、多分私に一番多くの傷を付けてくれたであろうアーティストです。

うたごえ、が、ざらざらに割れた携帯電話からの音、それでも、ちゃんと響いている。

涙が止まりません。
何で私はこんなに泣いているんでしょう。
ばかみたいです。
coccoは、私の中ではとても特別な位置にいた存在です。
それでも、2年という不在の期間はとても長くて、少しずつその存在は削れていっていました。
coccoが沖縄で、ごみ拾いのイベントを開いたと聞いたとき、
私は何とはなしに冷ややかな態度で、それを受け取っていました。
だけど、その歌声を聞いた瞬間、全てどうでも良くなりました。
この歌声をずっと聞いていたい、ずっと聞けないなら少しでも多く聞きたい。
そればかり願いました。

わざわざ電話をかけて聞かせてくれたMちゃん、ありがとう。


2003/08/24
友人に連れられて香川県丸亀市の猪熊弦一郎現代美術館まで、「草間彌生展」を見に行ってきました。
しかし。
何と言うか、私は芸術系大学に属しているにも拘らず、芸術音痴です。
当然、「草間彌生?誰??」という感じで。
ところで、香川と言えばうどんが名物です。不肖わたくし、うどんは大好物です。
丸亀市は幼少時に短期間ながら住んでいたこともあって、親近感があったりしたこともあり、
「うどん食いに行くついでに、美術館行くか」
と、めちゃくちゃ能天気に、誘われるがままについて行ったのです。
(ちょうどその日、ヤノベケンジ(こちらも現代芸術家)が同美術館で公演をするというのに心惹かれたのもあるのですが)
期待は、いい意味で裏切られました。
魂が吸われる、という感覚を久々に味わいました。
平面の画面は3Dの様に浮かび上がり、
言葉に変換する暇もなく感情がざわざわ巻き起こって。
たとえこの作品は能書き無し、タイトルなし、解説無しであっても、他者に伝わり得るだろう、
そういう確信を得ました。2回見たけれど、全然見たりない。
世の中にはどえらいものがいっぱいあるのだな、と思いました。無知な自分を反省。

しかし心残りは、お目当てのうどん屋が閉まっていた上に、
昼食、夕食と食したうどんがどちらも不味かった事!
「しこっ」「ぷにっ」を期待して麺を口に入れたら「にちゃ」「ぷつっ」な感触が私を襲いましたよ奥さん。
「コクがありながらあっさり」を期待してツユをすするものの、「しょっぺぇ」な味が(以下略
入り口に「アルバイト・パート、キッチンスタッフ募集!」の張り紙があるのに気づかなかったのが敗因か。
いくら素敵展示を見て心が満ち足りても、これではオイラの腹が納得してくれません
誰か美味しいうどんを私にください。



2003/08/08

先日母親から妙なことを依頼されまして、
高校生クイズの予選に出る妹とその友人のお守りをする羽目になりました。
正直めんどいというか、高校生を引率するのもなぁという感じですが、
「バイト賃出すから」の台詞に、まぁいいや、と引き受けてしまいました。
そして当日、だるい気持ちで待ち合わせ場所に行ってみたのですが。。。
何か待ち合わせ場所にいる子が可愛い。めちゃくちゃ可愛い。
高校生あたりがストライクゾーンなお兄様方ならさらって逃げたくなるような子猫ちゃんが3人。
おっとり系、始終ニコニコしている清純派美人(ロングスカートにカーディガン)Eちゃん。
童顔ちびっこ(143センチ!)なのに胸だけ超巨乳、ツリ目が可愛いミニスカSちゃん。
んでもって、毒舌クールで生意気だけど可愛いウチの妹、M(うつきは若干シスコン気味です)
まるでギャルゲーのような出来過ぎたキャラ配分に、一人で(´Д`;) ハァハァしてました。
特にEちゃんの天然清楚な愛らしさには「ニホンの女子高生の美、再発見」ですよ奥さん(かなり間違い)
ホテルのテレビのエロ系番組表を見ただけで頬を染めるEちゃん。
身長180センチ位になりたいと夢を語るEちゃん(謎
両手いっぱいにスヌーピーのお菓子を抱えるEちゃん。
・・・・・・危うく犯罪に手を染めてしまいそうな2日間でした。
ちなみに肝心のクイズは一問目で敗退。敗者復活戦も一問目で敗退・・・

また盆帰省してきます。
最近阿呆日記ばかりで肝心のギャラリーが放置気味ですみません。
この夏は公募などに力を入れるつもりなので、お絵かき掲示板やラフ以外はあまりUP出来ないかもしれませんが、
出来る限り良いページにしていこうと思うので、よろしくお願いします。


2003/08/08
里帰り。
地元に帰ってばあちゃんの家に行くと、椅子型のマッサージ機を発見。
窓の外に広がる山々を眺めながら、マッサージ機に横たわりごうんごうんと揺られて
これぞ正しい日本の夏休みだと思いました。
他にも枝豆ちぎったり、トマトを畑で食ったり、スイカの成長を見守ったりと、
まさに「僕の夏休み」状態です(マッサージ機はかなり間違い)
ただいまです。帰ってきたうつきです(来週また盆帰省しますが・・・)。
ところで。
久々にアクセス解析を見たら、一日0HITもザラなウチのサイトに大量の人が。
またまた
バーチャルネットストーカーヨシミ22歳様にストーキングされていました
しかし今回はいくつもミスが指摘され・・・冷や汗だらだらものです。
脳が沸いているようなテキストに自分でぐらぐら(いつものことですが)。
でもツッコミもらうのってやっぱり何か嬉しいです。ありがとうございます。
そしてもう一つ、何故か「狂四郎2030」のワード検索で飛んできている方が結構いらっしゃって驚きでした。
どうも7月22日の日記が引っかかってるみたいで。
2030でなく2030なのがポイントの様です。
グーグルで2番目に表示されてるのを見て笑いました。
狂四郎2030の情報を本当に得たくて検索した方はメチャクチャ迷惑な話だと思いますが・・・
知らない方のために説明すると、昔ジャンプで「ジャングルの王者ターちゃん」などを書いてた徳弘正也先生の作品で、
硬派かつ阿呆なギャグ、骨太かつ下ネタ満載の近未来SF漫画です。
結構悲惨な話なのにシリアス一辺倒でなく、何というか、絶妙なんです。
ヒトって悲しくておかしくて愛しいなぁ、って感じが。
どう表現していいか言い辛いけどとにかく、うつきはこれ大好きです。
ぜひご一読をば(勧めてる割に、未だ全巻制覇してなかったりするんですが)

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