令和6年4月21日

第2回の講師は 松浦 友香 先生です

先生の参考花

 

      
芍薬、あざみ、鳴子百合、しゃが 白波、あざみ、しゃが



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2 准教授
4級 3級 2級脇 2級 1級脇
1級B 1級A 特A


    

先生の講評と代表作品

資格 花材 いけ方 花器

初等科
丹頂アリウム3 ばら2 かたむけるかたち
(基本)
エンジェル

丹頂アリウムは曲がりの面白さを活かしながら、先端が上に向くように挿すとよい。ばらは葉も意識して上手に活かすこと。


代表作品はありません

本科
丹頂アリウム3 ばら2 かたむけるかたち
(応用)
半 円

丹頂アリウムは動きのあるものを主枝に選び、小さい場合にはばらの寸法を抑えることも重要。


天野 茜 さんの作品

師範1
丹頂アリウム3 芍薬3 盛花 傾斜型

小 判


主枝の丹頂アリウムは、傾けたときに美しいものを選ぶ。芍薬は葉の量を多く入れ過ぎず、風が通るように意識していける。


     
代表作品はありません

師範2
リアトリス3 芍薬3 盛花 直立型

小 判


リアトリスは花が咲いているものを主枝とする。中間枝には花の少ないものを選び、高めに位置付ける芍薬とのバランスを見ながら並ばないように挿す。


代表作品はありません

准教
リアトリス3 ばら2   たてるかたち

ひびき


リアトリス3本の根締めが重要。右に振りたい時は主枝の足元よりやや左から、左に振りたいときは主枝の足元よりやや右から挿す。



佐々木 由紀子  さんの作品

4級
リアトリス5 中菊3 盛 花

丸水盤


リアトリスはすらりと伸びた姿が美しいが、菊は少し寸法を抑えるほうが綺麗。横から見たときに副枝と客枝が並ばないように注意する。



     
代表作品はありません

3級
丹頂アリウム5 ばら2 かすみ草少々 ひらくかたち

プリンセス


丹頂アリウムはしっかりと左右に開くこと。客枝のばらを挿したら、後ろに挿すばらは客枝の真上ではなく左右どちらかに少しだけ振るとよい。


山本 伸枝 さんの作品

2級脇
オクロレウカ2 丹頂アリウム2 
スプレーカーネーション2 
レザーファン2
花 奏

まどか


花奏では花留めの位置づけが大事。対角線上にある花材を立体交差させるが、中心での交差は避ける。下に挿す花材も上に合わせた分量にする。



      
野中 佳子 さんの作品

2級
リアトリス5 玉しだ7 ガーベラ3 
かすみ草少々
ならぶかたち

新様式花器


リアトリスは、役枝はやや長めにとる。玉しだは表情をよく見て縦方向だけではなく左右方向も意識する。左右の端は外に張るように意識するとよい。



古川 豊夏 さんの作品













松井 典子 さんの作品



1級脇
カラー3 トルコ桔梗1 ヒペリカム2 レザーファン2  まわるかたち

まどか


役枝3本は俯瞰しながら位置を決める。トルコ桔梗やヒペリカムも同じ方向に回す。トルコ桔梗は蕾も活かす等して外方向への動きを強調する。



原野 アツ子 さんの作品

1級B
白波 芍薬3 しゃが3 瓶 花

基本花器


白波の利かせどころは葉を見せる。芍薬は葉を整理し、花を適切に位置付ける。しゃがは葉先を動かしながら挿す。



 
岡 宏泉 さんの作品

1級A
白波 あざみ3 鳴子百合3 盛 花

丸水盤


白波の葉は、あざみの葉と組み合わせると効果的。写景自然でいける場合は、主役はあざみで、咲いたものを長く使う。



 
八島 豊知 さんの作品













中原 豊恵 さんの作品


















沖田 耕喜 さんの作品







 

 

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