黒江屋の擬宝珠 榮太樓の赤石 |
日本橋南口の「花の広場」の前の交差点を西(東京駅方向)に向かう。
正面の角には「日本橋カメラ」、その西には漆器の「黒江屋」ビルがあります。
この1Fには「黒江屋」のお店はなく(2Fにあります)、ディスプレーがあります。
ここには今の日本橋の街灯のミニチュア(40cmぐらいの高さの)と、
古ぼけて一部が凹んだ擬宝珠があります。
擬宝珠のいわれは右の説明を。
近くの中央通りには、開府400年の記念に中央通りに設置された説明看板があり、そこには次のように書かれています。
橋の欄干の中央&両端に、この擬宝珠がありますが判りますか?
さらに西隣に「榮太樓本舗」のビルがあります。
「榮太樓本舗」の1Fにお店兼喫茶部 があります。
何時行っても(昼休み時間帯が多いのだが)喫茶部には人がいっぱいです。
季節の生菓子をゲットできます。
別掲としますが、ここの元社長の方が、社員の教育用として作られた社内報に、日本橋界隈の情報、特に今から50年〜60年前の記録を残されています。 一石橋のたもとの「迷子のしるべ」の碑と、
「延命地蔵尊」の話などですが、この貴重な社内報の写しを戴いていますので乞うご期待。
この榮太樓本舗には好事家の間で有名な「石」があります。
榮太樓本舗の入口。この左側に件の赤石がある。
その入口の左手に長さ約1mの大きな赤石が置かれている。
云われによると、「この石は、もと小判鋳造金座後藤家の別荘にあった佐渡の赤玉石です。 江戸末期、たまたま同家に招かれた榮太樓初代細田榮太郎は、本石に魅せられ、その別荘ごと譲り受け今日に至っています。 佐渡の赤玉石は赤みが強く、その光沢は他に類を見ない日本の銘石の一つでありますが、この石のように人手を加えず姿かたち、艶のよいものは極めて少なく、好事家の間に「榮太樓の赤玉石」として知られています。」
確かにその大きさ、赤さは群を抜いているようです。
近くのお食事どころや、水天宮前の交差点(玄治店跡近く)には小ぶりの赤玉石が、横浜市の神奈川大学には正門入口に背丈より高い赤石がありますが、やはり「榮太樓の赤玉石」が勝ります。
←近くのお食事どころ
→水天宮前の交差点(玄治店跡近く)
人の背丈ほどもあるのですが・・・・・・・
神奈川大学 正門右側