缶beerの注意書き

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下記の「リサイクル」と「飲酒の注意」の表現を分析してみました。
言葉に拘ってみると以外と面白いものです。


しかし、最近の注意書きはどのメーカーもほとんど同じになってきました。 
特に
缶が破裂すること・・・」が 「缶が破損すること・・・に統一されつつあります。2003年11月記。


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注意事項のパターンです


パターンA:缶への衝撃や冷凍、日なた、高温での保管はさけ冷暗所での保管をお願いします

パターンB:
破裂するおそれがありますので、衝撃や冷凍保管を避け、直射日光の当たる車内等高温になる場所に長時間置かないでください
      
赤字の部分に理由が追加されています。

パターンC:衝撃、冷凍、直射日光の当たる車内や高温の場所に長時間放置すると破損の恐れがあります。
      
表現が変わっていますが同じ内容ですね。

パターンD:缶が破裂することがあります。 缶への衝撃、冷凍庫保管、直射日光の当たる車内等高温になる場所での放置を避けて下さい。
      
少し丁寧に説明されているでしょうか

パターンE:缶が破裂するおそれがあります
ので、缶への衝撃、凍結を避け、直射日光のあたる車内等暑くなる場所に長時間置かないでください。
      
パターンDとは「赤字」の部分が違います

パターンF:缶が破裂するおそれがありま
す。缶への衝撃、凍結を避け、直射日光のあたる車内や高温の所に長く置かないで下さい。
     
パターンDと似ていますが、「赤字」の部分が違います

パターンG:缶が破裂するおそれがありますので、缶への衝撃、
凍結庫保管を避け、直射日光のあたる車内等暑くなる場所に長時間置かないでください。
     
パターンEとは「青字」の所が違います

パターンH:注意:缶が破裂するおそれがありますので、缶への衝撃、冷凍庫保管を避け、直射日光のあたる車内等暑くなる場所に長時間置かないでください。 
品質保持の為なるべく冷暗所での保管をお願い致します
 
    パターンEとはピンク字の所が違います



リサイクルのパターンです

パターンA:△アルミ 空き缶はリサイクル  空き缶は捨てないようご協力ください
       これを基本パターンとします。 以下違いを色分けしてみると・・・・・

パターンB:△アルミ 空き缶はリサイクル  <お願い>あき缶は捨てないようご協力ください
パターンC:△アルミ 空き缶はリサイクル  空き缶は捨てないよう
ご協力ください
パターンD:△アルミ 空き缶はリサイクル
   空き缶は捨てないようご協力ください
パターンE:△アルミ 
き缶はリサイクル  <お願い>あき缶は捨てないようご協力ください

パターン  :○スチール 
き缶はリサイクル  き缶は捨てないようご協力ください

パターンの分類をすると(かっこ内はビール・発砲酒の種類数)

1:空き缶はリサイクル(23)、  あき缶はリサイクル(42)、 あきかんはリサイクル(14)、
  空き缶はリサイクルへ(1)、  あき缶はリサイクル(10)           の5種類
2:空き缶は捨て(16)、あき缶は捨て(60)、あきかんは捨て(0)        の3種類
3:捨てないように(52)、捨てないよう(22)                     の2種類
4:下さい(3)、ください(78)                              の2種類

最近は
「△アルミ あきかんはリサイクル  <お願い>あき缶は捨てないようにご協力ください
が多いようです。

また、空き缶 → あき缶 、 あき缶 → あきかん  と ひらがな化 しているようです。
漢字が読めない方が多いための対策なのでしょうかね?




飲酒の注意も、

パターンAビールは20歳になってから
パターンB:飲酒は20歳になってから
パターンC:お酒は20歳を過ぎてから
パターンD飲酒は20歳を過ぎてから
パターンD’
飲酒は20才を過ぎてから
パターンD''
飲酒は二十歳を過ぎてから           ←2003.10.18追加

パターンE :未成年者の飲酒は 禁じられております



これもパターン分類をすると、
   1:ビールは、飲酒は、お酒は、   の3種類
   2:20歳、20才             の2種類
   3:になって、を過ぎて         の2種類
   4:ください、下さい            の2種類   があります。 

  ビールと発砲酒は別物で、発砲酒にビールの表現が使えないのは判るのですが、
  それ以外は意味は同じですが表現が微妙に違います。 どうでも良い話ですが。

 「
未成年者の飲酒は 禁じられております」の例は、意味は同じであっても、まったく違う表現ですね。 



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