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毛勝山

晴れのちガス多々

昨日登った方々(新潟からの5人組)は、稜線に出てからずっとガス中行進。上下合羽の重装備で大変だった様子。
駐車場に1台残った川越ナンバー車は、夫婦連れで山の梯子中。一昨日は鍬崎山、今日(=5日)は僧が岳予定。
こちらの予定を話す内に、「6日の帰りは、ここでは携帯が通じないのでタクシーを呼ぶのに2−3時間下る予定」と話すと、車で送ってくれることになった。
ただ2人は、僧が岳+駒ヶ岳を登り、川越に帰るので、リミットは15:00まで。戻れるかが課題。

ということで、片貝山荘の上流側にある駐車場(=天場兼用)を、4:20頃出発。
今日は晴の予報だが、下弦の月はほとんど雲の中で、ぽつぽつと雲の切れ間に星が見える程度。
当然の事ながら、100均で買った懐中電灯で照らしながら進む。

出発してすぐに東又谷を越える橋(標高713m地点)を渡る。すぐ左手に谷に降りる踏み跡:そこには谷の水とは違うような流水。 結構な水量なので、谷から単に分岐した伏流水かもしれないが、昨夜には炊事用に利用。


10/5 4:23 登山口(=林道からの分岐点:標高745m地点)着&発。
前日確認しておいた登山口の入口右側には、赤いテープが3−4本ぶら下がる。
左側の木に打ち付けた板には、かろうじて「登山口」の文字が読めるので、毛勝山登山口の文字が読めないことはない。

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 写真左:片貝山荘の図     中:駐車場から2−3分上下流からの眺め:ガスが巻く(4日撮影)  右:登山口(4日)

最初は草(シダ)が多めの普通の登りから始まるが、すぐに急登となる。標高差約320mの登り一方の道が延々続く。
特に急なところにはロープが架かっていて、下りの際は重宝した。
100−150mほど登ると久しぶりの水平道だが、すぐに急登。
5:10頃傾斜がやや緩くなり、尾根筋(標高1050−60m地点)の第1のチェックポイントに着く。
ようやく明るくはなってきたが、まだ周りは灌木地帯。見晴らしはなく、薄暗く、足元も湿っぽいので、先を急ぐ。
第2のチェックポイント:モモアセ池まで900m差の3時間。予定では8:10頃か。5分ほど進んでやや明るめの所で一休み。

懐中電灯を5:30頃仕舞い、やや緩めの傾斜を200mほど登った1274mとおぼしき地点につく。5:55−6:05休み。
3等三角点のあるピーク付近が前方の樹間に見える程度。足元の穴からは生暖かい風が吹き出ている。外気温は低い(=息を吐くと白く見える=10℃以下)ので、夏場は涼しい風なのかも・・・と思ったが、メガネがあっという間に曇るので、温泉?蒸気?

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 写真左:5:33 東又谷周囲の山並み  中:5:58生暖かい風の吹く穴     右:樹間に見える三角点の有る山

今日は、50分歩いて10分休みのペースを強制的に取る。日が射し、だいぶ明るくなってきた。

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 写真左:6:37左手の「僧が岳・駒が岳」に日が射す 中:6:38前方の紅葉 その中央右奥にはモモアセ池のピーク
                                 右:6:43右手の樹間に見える大明神谷の雪渓と大明神山

やがてロープのある急な坂を登りきり6:50、そろそろ三角点近くと思っていたら、登山道の真ん中に三角点みたいな四角い石が埋もれていた。
やや小さいし十字の刻みもないし・・・と少々調べるがあやふやなまま先に進むと、5分後に左手にひっそりと、欠け一つない新しめの3等点が現れる。
思うに、ここは標高1479m地点。全行程(713m→2415m)の半分にもまだ届いていない。

======1479m三角点の捕捉は最終段に記す================

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 写真左:6:45急登の始まり  左中:6:49登山道の真ん中の石  右中:6:52樹間に見えたモモアセ池の峰(最奥) 
       右:6:55 3等三角点(てんの漢字は=「里」+「占」+「れっか」の組合わせ):点名「曲谷」 

三角点の先の見晴らしでひとやすみして出発。この辺りから似たような緩い傾斜が続く。
山頂は見えないものの、左右の眺めは良く僧が岳が大きい。しかし、その代わりに樹林帯の笹には無かった朝露で、20−30分も進むとスパッツより上部の膝上がずぶ濡れ状態に。7:30頃諦めて合羽のズボンを履く。

この辺りはもう中間点を過ぎたと思われるが、位置が判らない。
その最中、鐘の音が上がってくる。地元の方で、6時から歩き初め。後から長野ナンバーの方がもう1人登っているとのこと。
私の(3.10)半分以下(1.30)と新幹線並?のスピード。
「熊はいませんでした?」の問いに「もう少し上の方では?」と返すと「この先の熊は追っ払っておきますから!」といって通過してしまう。

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 写真左:6:56休み場からモモアセ池の峰(中央やや右奥) 中:7:36遠くなった僧ヶ岳 右:7:45のモモアセ池の峰  

少々登って、7:45頃、1769m地点らしきに着く。モモアセの池まであと200m差=40分と見つもったが、正面の山への稜線を外れ、斜めにトラバースし、一気に登って行く。
振り変えると良い眺めの紅葉。眼下に小さい池があり、これがモモアセ池?・・・では無さそう。時間的にはこの辺りだが。

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 写真左:8:30トラバース路下部にあった小さな池     右:8:31小池を含む遠望。紅葉が良くなってきた。  

程なく肩を越え、樹間に毛勝の山を見る。10分ほど進むと眼下に透き通った綺麗な水の池(モモアセ池)に8:50着。
結果的に40分ほどの遅れ。WEBではこの辺りで幕営にする人もいるようだが、この周辺には平べったいスペースが無く、登山道上に無理して1人用ぐらいの幕場スペース。残雪期や、斜面の草地か湿っぽい草付きで良ければスペースは多々だが。

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 写真左:8:38画面やや右の樹間に毛勝山 中:8:50水の透明なモモアセ池  右:8:52その池を上部から振り返る。

高見に進むと、見晴らしが良くなり、いくつか大小の池塘が現れ、チングルマの紅葉が良い。毛勝が大きく見えるようになった。

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 写真左〜中:8:57ガスに煙る後立山連邦(朝日〜鹿島槍)    右:9:00大きくなった毛勝山と右肩に南毛勝山

V字型の谷を通り、少し高巻き、道が下りになる手前で休憩9:05〜15。目の前の山が2151mのピーク。その後ろに薄く山が望め、その右肩に目指す頂が・・・。
次の第3のチェックポイント:クワガタ池までは1.10。すでに15分ほど歩いたからあと55分か・・・。
一度20mほど下り、20分ほど稜線登りして肩を乗り越すと前方にでんとそびえる壁が現れる。この上がクワガタ池か!


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 写真左:9:10写真中の赤矢印(休憩地点)から見た2151mのピーク。その直ぐ後方に薄く毛勝山・肩に南毛勝山。
         南毛勝西尾根上にはガスが舞う。
    中:9:34写真左の黄○印付近から見返した休憩地点。赤矢印後方のピーク左横〜向う側に池塘の原が有る。
    右:9:41写真左の緑矢印部からの、でんとそびえる壁(実はこれが毛勝山だったのだが・・・。)

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 写真:9:42乗り越した肩から見る後立山連峰(左:白馬鑓ヶ岳〜右:鹿島槍ヶ岳)のスカイライン  

あの壁の先のクワガタ池に向かうべく、低い登り下りで見通しの良い道を快調に進む。と、9:53池塘があらわれる。
なんか見た目クワガタ状・・・。ただ、モモアセ池→クワガタ池のコースタイムは1.10なのに、ここまで計50分程度。
稜線→モモアセ池間3.00を3.40(=40分の遅れ)かかり、ペースダウンぎみなので、クワガタ池はこの壁の上のはずだが・・・。
などと思っていると、鐘を鳴らしつつ下ってくるあの地元の方。
山頂は風が強く、ガスっていて寒いので、5分で降りてきたと。9:30には山頂にいた事になる。12時に下山予定とも。

聞けば、やはりここが第3のチェックポイント:クワガタ池で、正面の壁の上が毛勝山。右肩に見えていた頂(=毛勝山と思っていた)は南毛勝山だった。

=========モモアセ池の考察は最終段2に記す==========

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 写真左:9:53クワガタ池から毛勝山を見上げる 中:9:53池を頭の方から見る  右:10:14池を後ろ上から見る。

私のペースだと山頂は11時前。がんばっても15時下山はちょっと難しそう。
川越の夫婦連れとの約束には間に合いそうもなく、伝言(メモ)をサイドミラーにくくりつけてもらうべく託す。

地元の方らしい情報で、「駒ヶ岳は2002mなので、2002年前にルート整備したが、今はやってないのでは」とのこと。


ここから登りはややきつく、ひたすら忍の字でゆっくり登る。道はやや左にトラバースしながら登り。上から眺めるクワガタ池は段々クワガタに似てくる。時々ガスが舞い、見えたり見えなかったり。右手の斜面にガスが巻き、左手の斜面の紅葉が映える。

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 写真左:10:20クワガタ池周辺を俯瞰。心地よい眺め。  右:10:23後立山連峰北部(朝日岳〜白馬〜杓子岳)

池から約1時間、傾斜が緩くなるとやがて山頂に着く10:47。風が強め。1年ほど前に猫又・釜谷・毛勝の3つ揃えで新調されたはずの看板が無い。有るべき所にも周囲にも。
風で飛ぶほど軽いとは思えない(厚さ約3cm*幅約90cm*高さ約30cm)のだが・・・・。

======山頂の看板の捕捉は最終段3に記す=============

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 写真左:10:46もうすぐ山頂 左中:10:47山頂直下  右中:10:47山頂の図。バックは鹿島槍〜爺〜岩小屋沢岳 
     右:2等三角點(「點」の漢字は=「里」+「占」+「れんが=脚(部首)」の組合わせ):点名「毛勝谷」2414.52m


  剣〜釜谷には時々ガスが舞い、ガスが切れている間に撮影に勤しむ。

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 写真:10:53 剣岳のシルエット  


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 写真:10:55 左奥に剣、手前に猫又・釜谷・南毛勝の連山    


食糧とお茶を合羽のポケットに入れて、南毛勝山に向かう。途中に中間ピークがあり、ルートは南斜面を通っていそう。
歩き始めてほんの10mほどで道が無くなる。まずは笹藪の背の低いところを突き抜ける。基本は草付きと藪の間を狙って進むが、ほとんど踏み跡が無い。
それらしきを進み、リボンを見つけては、とりあえず安心し、中間ピーク(=ボーサマの頭?)を大きく下って岩下を回り、中間ピーク−南毛勝の最低鞍部(ボーサマのコル)では笹原の下に出来たへこみ(踏み跡)を辿って毛勝谷(ボーサマ谷?)に降りそうになる。


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写真左:10:55毛勝山から南毛勝山を見る。赤線はおよその踏破路。
    黄●印は、ボーサマのコル?(毛勝谷(ボーサマ谷?)への(からの)のっこし地点)。
    写真では中間ピーク(=ボーサマの頭?)の手前に見えるが、実際はピークの向こう側。
    写真左の黄●印が正しい位置。
  右:11:26南毛勝山から毛勝山を見る。バックは白馬〜白馬鑓ヶ岳。
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 写真左:10:57降り初めにあった灰色リボン 黄○はぶら下げ位置  中:11:04中間ピーク−最低鞍部間 緑リボン 
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引き返してもその先が、判りにくい、というより判らない。とりあえずトラバースし、歩きやすい草付きを登り、谷があると谷に入って緑のリボンを見つけ安心し、谷が終わると、再び草付きを登り、笹原の背の低い部分を選んで藪に入り込む。ヒバ?と這い松の灌木になると、動ける方向に登り、枝下をくぐり一番高い(と思う)所を南のピークとして引き返す。11:22

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 写真左:11:14谷の中の緑リボン    中:11:19草付きから笹への道    右:11:22一番高い所(山頂?)  

一番高い所から3mほど戻ると、右手に緑リボン。このリボン3−4本に従って、釜谷山方向へと続くヒバ?の林を、20mほど進み、下りになるのを確認して引き返す。

帰り道はもと来た道を戻り、南毛勝の草付きからいい感じの毛勝山を眺める。

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 写真左:11:27緑リボンと登山道   
    中:11:29南毛勝南面の草付きから剣・猫又・釜谷方向
    右:同毛勝山方向。赤線は毛勝への帰りのルート。山頂近くの黄線は毛勝から来たときのルート。

中間のピーク:来るときは岩の下を大回りしたが、帰りはほとんどピーク近くまで登る。中間ピーク−毛勝間の鞍部からは上に上がらないといけなかったが、笹の葉の下に横に進む道を見つけたためにこちらに進んだ所、ダケカンバの林に通行留めされるが強引に通過。
やっと草付きに出るが、見たことが無い所。ここは登るのみと諦め、山頂近くにくると登山者が1人撮影待ち中。
そこは、ザックを置いた位置から10−15mほどの位置。

聞けば、朝6時発のもう1人の方:長野から来られた方。残念ながら、山頂についてからずっとガスが晴れないらしい。
登山口からではタクシーが呼べない事情を話し、送っていただけることに。
剣が見えないので、あと30分ほど粘ってみるとのことなので、お先に移動する。12:05山頂発。ただ、下るにつれ、段々とガスが降りてくる。

12:33クワガタ池通過。13:10池塘地帯に戻り着く。

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 写真左:12:40クワガタ池の肩から毛勝を振り返る  
                      中:12:45下る途中からの眺め 右:13:13池塘群の地から2151mピークを

13:21−37モモアセ池の写真を撮ろうとガスの晴れ間を待っていたが、ついに晴れず。
長野からこられた方が追いついてきたので、同行しつつ下る。新潟の山の話しや毛勝三山の話をしつつ、1時間近く歩いたところで10分弱ほど休み(14:30頃)。

もうすぐ1479m三角点のはずだが、まったく現在地が判らない。ひたすら下る。少し登り返してすぐの15:06三角点を通過。そこから30分ほどで蒸気?の出ている穴前で小休止。

さらに30分後の16:10ようやく稜線を終え、残りは350m差。ロープたよりに急降下。ロープのコブが実に良く、順調に下る。ただし、肩に負担がかかる。たまには足を滑らし、尻餅も。そうして、16:47ようやく登山口に着く。

足元にトチの実が多数転がるが手も出せず。

当方、往復12H32M、長野から来られた方:10H47M、地元の方:6H(推定)。


16:50頃、橋手前下の沢で顔を洗い、デポしてあった炊事用具や幕営道具を回収。
魚津駅までの道すがら山行の話に花を咲かす。白馬山の山小屋でのバイト、30kgぐらいをボッカ等々。

「携帯の通じる所はどこか!」とにらめっこしていたら、片貝山の森キャンプ場付近で3本:登山口駐車場から約10km。
そこから4kmほどで東蔵のバス停(魚津駅まで32分200円)。公共機関利用では、バス終点から登山口まで3Hrと計算。

駅前でお礼を言ってお別れする。
日帰り登山なので、今日中に長野まで帰るのだそう。朝早くからの運転、元気な方である。

もう18時近くで、駅前の観光案内はもう閉店。昨日立ち寄ったことを覚えていてくれて、無理を言って宿を紹介してもらう。ついでに山の写真を見てもらったり。
徒歩1分の新しいマンテンBH。6700円なりは高いが、今は動きたくないので即決。場所は車中から見えたいかにもBHらしき建物そのものだった。

真新しく、広めの部屋。セミダブルベッド横のカーペット上に、面積3枚分の新聞紙を敷き、ザックの中身を広げる。
正面のコンビニで餌を仕入れ、ビール・つまみは冷蔵庫に避難。10階建ての2階にある露天風呂風大浴場で汗を流し、関節痛&筋肉痛を緩和。

さて、飯・・・と思ったが、「ビール前に濡れもの、汚れ物をしまってから」と広げた荷物と格闘すること25分。やっと2/3ほど収納。どうにも動作が鈍い。
冷めた飯を食いつつ、ビールを飲みつつ・・・ペットボトル3L分+ビール缶1.35L分+残飯等々をゴミ箱へ・・・全部終えるのに1.5Hrほど。

翌朝、廊下の窓から僧が岳〜剣方向が見える。10階まで上がるとさらに眺め良し。日出のひとときを堪能。毛勝もいい感じ。ガスがかかっている山もあるが、そこそこ見える。

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 写真:10/6 6:07中央のこんもり=僧が岳   
   黄矢印=毛勝山(毛勝−中間ピーク−南毛勝)、その横のピークは釜谷山、剣岳はガスの中、最右端は大汝・雄山

7:15の電車にて帰路に着く。ただ、歩くと左足人差し指が痛い。指は2−3日経つと血爪になってしまった。
車窓から僧が岳〜北部北アの山並み、電車区間を走るディーゼルカー、糸魚川の交直デッドセクション&能登半島、
青海黒姫山の東面採石場、最高時速25km/Hの線路盤、東西社界に見る線路盤上草の会社間の対応差を眺め、
帰宅と相成った。



9/5 
予定 登り計6.10(南毛勝山まで6.30)
 登山口−1.00−第1CHK地点−−−3.00−−−−− 桃アセ池−1.10−クワガタ池−1.00−毛勝山−0.20−南毛勝山
実績 登り計6.24(南毛勝山まで6.59) 
 登山口−0.47−第1CHK地点−1.45−三角点−1.55−桃アセ池−0.58−クワガタ池−0.54−毛勝山−0.39−南毛勝山

予定 下り計4.10(南毛勝山から4.30)
 南毛勝山−0.20−毛勝山−0.40−クワガタ池−0.50−桃アセ池−−−2.00−−−−− 第1CHK地点−0.40−登山口
実績   計4.47(南毛勝山から5.25)
 南毛勝山−0.38−毛勝山−0.33−クワガタ池−0.49−桃アセ池−1.45−三角点−1.03−第1CHK地点−0.37−登山口

予定 登り+下り:毛勝山=計10.20(南毛勝山まで11:00)
実績 登り+下り:毛勝山=計11.11(南毛勝山まで12.24)(実績には登り下りの休憩1.50含む)



======最終段:1479m三角点の捕捉事項========
帰宅後「点の記」を調べたが、未開示中で埋設年月日は不明。
石柱には、「三角點(実際の「點」の字は、里+占+?の組み合わせ」と明治時代に使われた旧字の「點」なので、相当古そうなのだが、欠けもなく綺麗なのは・・・はて?。
状態は「傾斜」とあるが、しっかり直立しているので「正常」と思うのだが。
三角点の横に差してある杭は、見たときは立っていたが、5〜7月頃のWEB検索で見ると寝ていたりする。
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======最終段2:モモアセ池の考察===========
WEB上では、肩を超えて少し行った水の綺麗な大きめの池がモモアセ池となっているのが圧倒的に多い。
モモアセ池がトラバース道の下に見えた小さな池のことなら、稜線→モモアセ池間を3.20、モモアセ池→クワガタ池間を1.23で歩いたことになり、大体つじつまが合う。
もっとも、手持ちの2万5千分の一地形図(平成5年修正測量)上では、桃アセ谷は1本上流側に位置しているし・・・・。
帰宅後、WEB上での国土地理院の地図で見ると、桃アセ谷は小さな池の下流に位置する。ということはつじつまが合うと言うこと!?。
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======最終段3:山頂の看板の捕捉事項=========
後刻WEBで登頂日毎に記録を調べてみて、以下が判明。10/14に新しい看板につけ替えられたようである。
1)2014/09/08:
  「山名看板が新しくなったのは、昨日(7日)午後に設置」の記述。看板の文字の向きは「北向き」。
                           (=南方の剣岳を背景にすると毛勝山の字が見える)。
2)2015/5/10:
  看板を土台から外して抱えて撮った写真&三角点に建てかけ、南毛勝(西向き)を背景にした写真
  &剣岳を背景にした写真(=北向き)。
  ほか、5/23は、北向きであったことを確認。

3)2015/5/24〜5/31:
  南向き(=北方の僧が岳を背景にすると毛勝山の字が見える)に変更になったことを確認。

4)2015/6/17:
  土台から外れていて(外して?)、地蔵の左横に並べて撮った写真(南向き)。

5)2015/7/20〜10/10:
  山名看板が写っていない(見あたらない。)つまり、6/27〜7/20の間に行方不明になったのかも。

6)2015/10/14:
  「看板を設置している」「グレイトトレジャーの毛勝通過に合わせた」の記述と、新設看板の写真(北向き)と
   設置者(地元の方)の背中が見える写真あり

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