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南木曾岳
9/5 7:12 南木曾駅着。
コンビニを求めて約5分、結構遠い。建設関係の皆さんが買い占め?中。
駅に戻って、少々思案。40分後のバスだと、下車して登山口まで1.20=9:50着。計2.00のロス。

タクシーを呼んで、時間短縮を図り、4050円の出費。で、登山口に8:05着。

なのに、準備でぐずぐず。
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写真左:7:15南木曾駅から仰ぎ見る南木曾岳    中:8:05登山口駐車場        右:脇の避難小屋内部  

出発は8:17。登り始めてすぐ、沢に降りて手を洗う。
数分後に男滝・女滝への案内看板&当然寄り道=ロス5分?
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 写真左:8:20看板               中:8:22左の滝              右:8:23右の滝  

山道から一度林道に出て登る。途中に金時伝説の看板を見て、再び山道に8:47。
結構ゆっくり目に努めて歩いた結果、先行者の鈴音が聞こえなくなる。
8:57沢に架かる立派な木橋を渡る。土砂崩れの跡が生々しい。やがて分岐点に着く9:02。
ここからのコースは右回り。左手の道を登り、山頂を通って右手の道を降りて戻ってくることになる。

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 写真左:8:47登山道の入口看板        中:8:57荒れ沢を渡る立派な橋        右:9:02一方通行の分岐点  

左に進むと足元に沢の流れ。金時伝説が有るらしく「金時の洞窟」の看板9:04。
ただ、洞窟らしき岩の下から水があふれ出ている(赤矢印)のでここでは寝れそうにないし、なにより、
ここを降りるにはテープで通行止めだし。

10分ほど沢沿いを上流にすすむと、こんどは「喉の滝」の看板9:14。
看板にはこの滝壺から地中に水が染みこんでいると書かれているが、肝心の滝が判らない。
道中、「金時の洞窟」の上流からここまで枯れ谷だったので、その水が先ほどの「金時の洞窟」の水となっているのかも。

そのそばの看板には、登山口からここまで1時間とある。この先に金明水があると書かれているので、ここまで進んで休憩にしよう。

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 写真左:8:45頃、林道の途中にあった金時伝説の看板:このそばに池があるらしいが見ていない。
                中:9:04「金時の洞窟」の看板と洞窟:赤矢印は岩の下から流れでる水 
                           右:9:14喉の滝の看板 喉の滝そのものは識別できず(=水が流れていない)。

この辺りから傾斜がきつくなるが、その途中に金明水が涌きだしている9:20。岩の下から涌きだし、
2mほど流れて登山堂脇へ。水量豊富。飲んでも旨い。
ただ、未使用のお茶が1.5L有るが、中身を捨てないと・・・・もったいないのでそのままにする。

道はトラバース気味に登り、やがて尾根沿いの道を進む。結構急登。見晴らしは悪い。
しばらく進んで、樹間に向かいの魔利子天方向がみえる。9:42ヒバの林の看板のある純林を登る。

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 写真左:8:20金明水(旨い)       中:9:37途中から見た魔利支天方向    右:9:42ヒバの林の看板とその純林  

やがてベンチのある見晴らしに出る9:54。「喉の滝」からここまで45分の道を40分ほどで着。1人休み中。
山頂まであと45分。尾根の左手に登山道らしき荒れた道があるが、ルートは右手に着けられた木橋。
20数m近くの空中散歩。終わりからはジグザグ状の木橋で登り、尾根スジに出て旧道に合流する。
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 写真左:9:54ベンチのある見晴らし:左手=廃道、右手=木橋 
                         中:9:54木道登り口から進行方向、板の間から下が見える
                                          右9:58ジグザグに登る木道。後続の頭がチラ写。

ときおり鎖やロープを張った急登&梯子が続くが、10:20カブト岩の看板を過ぎ、大きめの岩を越えると傾斜が緩くなる。
10:26廃道みたいだが金時池への案内標識が現れ、そこからひと登りで樹林帯の中の山頂10:30着。

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 写真左:10:20カブト岩の看板、岩そのものは画面ほぼ中心の木の陰  
                        中:10:20カブト岩付近からの魔利支天方向
                                         右:10:26金時池への案内標識。完全に笹の中

山頂は先客1名。石碑と二等三角点(西向き)とベンチ。見晴らしが良くないので、2−3分先の見晴らしに向かう。

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 写真左:10:30南木曾岳山頂の風景     中:10:31石碑と三角点            右:10:31三角点、珍しく西向き  

小さな祠がある向かいが見晴らしへの登り口。1−2mほどの高見で、足元には松かさをかじった跡が多数。猿の為せる仕業か。
10:35着。ここには先客2名。地元の方とか。西〜北の眺め良し、眼下は15−20mほど切り立った岩棚。
西方向には小秀山、奥三界山があるはずだが、同定できず。

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 写真:見晴らしからの西〜北の眺め。 画面中央やや右のピークが奥三界山?  右端の山が御嶽山  

目立つのは雲を被った御嶽山。雲が流れると白い噴煙が目立つ。ひとしきり腹を満たしつつ、雲の流れを追う。
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 写真左:10:48                          右: 10:51 共に超強調処理済み 

10:55避難小屋&展望台に向かう。 11:01立派な避難小屋&小屋の横には公衆トイレを過ぎ、上ノ原登山口への分岐を分け、十数歩で魔利子天の見晴らしに着く11:04。
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写真左:11:00避難小屋の赤い屋根とその向こうに天望広場  中:小屋の中身 右:11:04魔利子天の見晴らし広場

ここは北・東・南の眺望良し。御嶽−乗鞍−北ア(穂高〜常念)、飯盛、中央アルプス(麦草〜摺古木)が眺められる。
しばし撮影。

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 写真左:天望案内看板  
   右:乗鞍〜穂高〜常念〜鉢盛山が写る 前穂高岳が笠岳(笠岳の実物は、手前の尾根の影で見えず)みたいに
     尖った山に見える。
 写真右上方向:奥穂〜前穂の拡大図 

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 写真左:天望案内看板   右:麦草〜木曽駒〜空木〜越百までの稜線と、安平路山ピークが見える。  

もっとゆっくりしていたいのだが、14:00発のバスに間に合わせるためには、下山の時刻。
当初、北回りコースで、直接南木曾駅に向かう予定だったが、3.20必要。
バス利用では徒歩3.05+バス0.13=3.18。どちらでも同じだが、笹藪のある北回りは時間が見込めないのでパス。
11:14単なるループでもと来た道とする。

足元のキキョウを眺めながら、(意識して)逆歩中のご老婦人方と話しながらすれ違う。道は、降りて登って、稜線を進む。

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 写真左:これから向かう魔利支天への山稜。魔利支天は右奥   中:キキョウ    右:キキョウの咲く道を振り返る。  

稜線は歩きやすく、南木曾岳の笹原斜面が眺めがよい。稜線を詰め、下山道を左に分けてさらに進み、魔利支天につく。
11:29そこには先客が岩の上に。
ついでに同居しようとするが、高さ1m差ながら、指先さえ架からないほどホールドが薄く、難儀する。
登った岩上は眺め良し。
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 写真左:11:29魔利支天に立つ先人  
   右:11:30魔利支天からの眺め=南は雲を被った恵那山、手前の谷間には、妻籠宿の奥の蘭集落、
                  西には樹木で覆われた南木曾岳と南木曾岳東〜北東斜面に広がる笹原  

ひとしきり眺めた後、降りる段になって、さてどうしたものか?
登ったときにもホールドがなかったため、当然下りも無し。
上の岩棚から下の中継用岩棚まで約40−50cmを飛び降りる羽目に。一応、両足で着地。
ブレて中継用岩棚からガケ下に転がり落ちないように、傍の木を掴むことは忘れずに。少々左膝に来る。
先客は飛び降りることなく悠々と&軽々と降りてしまう。11:35発

この方と話しつつ、前後しつつひたすら500m差を下る。とにかく下り一辺倒。
鎖やロープがあるが、木の階段が延々出てくるので、右ストックと左手の笹つかみで、階段降り。
1度だけ踏み外し、左手を地面に付いて支えたため、手首に負担&軍手に刺さった木片での痛みを感じる。
その時は気にしていなかったが、30分も下った頃、ふと手の平を見ると、軍手に赤い染み発見。まあ、痛みはないし・・・・。

足もくたびれた頃、ようやく分岐点着12:27。この間、写真を撮る余裕無し。

途中から聞こえていた沢の音、ようやく顔を洗えるかと思っていたが、下るには難儀しそうな、あの「金時の洞窟」の沢。
その手前に細々と流れる小沢。顔を洗うほどの水量・水たまりではなく、ヨーグルトの容器をコップ替わりに汲んだが、まずい。 まあ、顔を流す程度に利用。

10分弱ほど休んだ後、先を急ぐ。程なく林道に出て、快調に飛ばす。再び山道に入り、10分足らずで駐車場に着く。
12:50頃、手前の沢で顔の汗を流す。しょっぱい味がしたりして。

一休みして13:00、出発しようと同行の方に挨拶。すると送ってくれると言う。
最初はバス停までだったが、帰り道(名古屋)上の都合の良い駅にと言うと中津川にセットして送ってくれる。
距離的には南木曾が良いのだが、名古屋とは反対方向なので、仰せのままに。

車は細い道を下り、国道256号線(中津川・南木曾−飯田間を1時間で結ぶ)に出て、妻籠宿の手前で、馬籠宿の方向に左折。
「うねうね曲がる」&「外国からの観光客がそぞろ歩く」道を登り、馬籠峠からやはりうねうね&そぞろ下り。
馬籠宿を横切ってしばし、中津川駅まで送ってもらった。13:55着。送ってもらったお礼を言って別れる。

次の電車は30分後。駅前の広いトイレで、ずぶ濡れの服を着替え、体を拭いて電車に乗り込む。

15:32木曽福島で降り、有名どころの車屋蕎麦店にむかうが、時間が合わず「本日閉店」。
駅前に引き返し、そこでビールとざる蕎麦で祝宴?をあげ、16:32発の電車で帰宅と相成った。


9/5 
予定 計4:55 登山口−0:50−分岐−1:40−南木曾岳−0:20−見晴台−1:30−分岐−0:35−登山口
実績 計4:39 登山口−0:45−分岐−1:28−南木曾岳−0:34−見晴台−1:27−分岐−0:25−登山口
(休憩0:36)




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