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2011年10月06日〜08日
----------------------11月06日---------------------------------
朝6:14高尾発のいつもの列車。今日は雨のはずが、車窓にはちぎれた霧雲が山間部にちらほら。甲府盆地
に入っても、甲斐駒ヶ岳も霧がちらほらで、雨は無し。
写真左:藤野駅の森のらぶれた、写真右:甲斐駒岳方向
岡谷・松本で乗り換え、10:50ごろ、曇り空の信濃大町着。
若い目の駅員に乗越料金を払おうとすると、運賃額が判らないようで、自動券売機を使って確認を始める始末。
乗越分2690円を払うために10200円を出し、お釣り7330円を受け取り、バス停に急ぐ。
出発は11:35。往復2400円(片道1330円、当然往復購入)。山客含む5−6人が並ぶ。
35分ぐらい時間が有るので町中散策。塩の道の案内や看板がいくつか。土産の酒屋もしっかり確認。
10分ぐらい前にバス停に向かうと、満席のバスとすれ違う。
なんでも人が多くなったので臨時便を出したとの説明。このあ
たりから気が凹むイベントが現れる。
結局、定刻のバスに、総勢3パーティ5人が乗り込む。
バスの車中でよくよく考えると、JRのお釣りに500円玉が入っていないことに気づくが後の祭り。
着いた扇沢、トロリは5分前に出た後。当然のこと、臨時バスの乗客はだれもいない。次は25分後。
紅葉にはまだ早そう。ガスが晴れ、赤沢岳あたりが見える。待ち時間にかき揚げソバ550円をたぐる。
松本駅では360円だったが・・・。
1号車の先頭に陣取る。全部で2両。すれ違った黒部湖からは1両。
連休中は4両で運転だが、いまはこんな感じかな。
写真左:扇沢でのバス前方の紅葉 写真右:黒部ダムの紅葉&ガス模様。時々雨粒?放水の滴?が掛かる。
12:45黒部湖駅着。時間短縮のため展望台に回らず、まっすぐケーブルカー乗り場に向かう。
途中で一の越小屋に電話:天候雨とのことで、タンボ沢から歩くのを諦め、当初予定の逆コース:平の小屋泊
経由を選ぶ。
遊覧船乗り場まで進み、平の小屋に確認すると、「昨夜の地震で道が崩れており、来るのは止めた方がよい」
とのこと。再度、一の越小屋に宿をとり直す。ケーブルカー乗り場につくと13:15が出た後。次は13:30。
黒部平から一の越まで3時間40分のため、歩き始め13:30だと着くのが17:20。
ちょっと遅くなるのでアルペンルート利用に切り替える。片道4200円なりの出費。
大町で臨時バスに乗れていれば、1時間早い12:40には歩き出せていたのに・・・と座席満席の車両に乗る。
ロープウェイも一般客は定刻出発(14:00)のみ。20分の待ち時間に2本ほどの臨時便が、ほぼ満員のツアー客を運んでいたが、定刻便はわずか14-5人が乗り込む。紅葉はまだ。あまり色づきが良くない。小屋人によると、9月に異常に暖かかったのと台風で揺すられて葉っぱが傷つき枯れてきたのが影響しているとの話。
写真左:黒部平の七かまど。 写真右:ロープウェイの中間地点から俯瞰。斜めに走る白い沢筋の上側に登山道が併走
大観峰ではガスの中で視界30−40m。
観光看板には、晴れていれば見えたであろう風景が見える。で、間違い発見。
どこだかわかる?
定刻便のトロリーで室堂着14:30。外はガスと小雨。遠くの展望利かず。
身支度を整え中にカメラを使って引力の実験。相手はコンクリート。その結果は画像右下のピンぼけと像流れ。
14:45出発。10分ほどで雨が上がり、視界が少しずつ良くなってくる。
時間が有るので、玉殿岩屋に寄り道。お賽銭を入れ、無事下山を祈念。・・・・一応達成した。
写真左:案内看板 写真右:実物
一の越に着く頃には、雄山山頂は無理だが、室堂全体が見えるぐらいにガスが晴れる。 明日が期待できそう・・・・・。
写真左: 一の越から室堂を俯瞰 右隅の標識が翌日は白黒に。 写真右:今日の夕食
宿泊客は全2パーティ3人、夕食:シチュ−飯共にお代わり自由・・・・。といってもそんなに食べられない。
明日朝は弁当持って4時発を決めて7時過ぎには布団へ・・・・・。
・・・のはずが、突然、不幸がやってくる。19時過ぎに震度3の揺れ。
昨日の余震が続けざまに2度、三度。一度食堂に戻り、宿泊客・小屋人らと8時まで井戸端会議。
あまり揺れなくなったので、早めに就寝。重く冷たい布団だが、蒲鉾型の形すると布団が潰れることなく自立する。
つまり、重さを感じずに済み、かつ有る程度動きができ、しかも20分ぐらい経つと体温でぽかぽかに。
羽布団も軽くて暖かいのだが、こういう楽しみは無いな・・・と思いつつ寝る。
----------------------11月07日---------------------------------
2時頃窓の外がさわさわ音がする。見るとさらさらのザラメ雪が積もっている。あれ!予定がはずれ。
出発時間の4時になっても状況は変化無し。
テルモスに入れてあったぬるいお茶で冷たくなった弁当を流し込む。
6時過ぎ、午後には晴れてくるだろうと期待して重装備+セータを着て出発。
写真左:小屋正面の雄山登り口 写真右:五色ヶ原への案内標識(昨日の標識と色が違う)
出たとたん、かなり強い風。小屋脇の登山道は吹き寄せられた雪が15cmほど。
ややパウダー状で不規則に潜り込み、歩きにくいことこの上ない。明るくなったとはいえ、ガスで視界は50mほど。
目印の赤ペンキもかなりな部分が雪で隠され、すぐ近くに行かないと判らない。 西向きに進むときはまい上がった雪が顔に当たり、ますます視界が狭くなる。
約30分後、浄土山山頂着。ただっ広く、五色ヶ原方向が判らない。
高山植物保護用のロープと材木に沿って進み、それらしい標識を見つけ、付着した海老のしっぽを払い落としてようやく「五色ヶ原」の標識を見つける。
下ると少し風が弱くなるが、視界は変わらず一面白黒の世界。道が判りづらく雪で隠された赤ペンキを探し探し下る。
↓クリックして拡大
写真左:竜王岳中腹の下ってきた道。 画面中央の大きめの岩の中央に赤ペンキが1ヶ所。
写真右:これから下る道。画面右下角みの「双耳峰状の小岩」&その左奥隣:「雪で「コ」の字に見える石」 の:上縁に赤ペンキ。拡大可。でもみえるかな???
この先でも、道が二手に進む様に見える箇所では、右手側に土留めの木杭が見えたのでそこを通過。
翌日見ると本道は真っ直ぐ進み、赤の×マーク付近(赤実線が90°右折した地点)で右手に折れて間違えた道と合流する。7日の検証撮影を参照。
鬼岳との鞍部に着く頃、「ギャー」とも「グエー」とも言う声とともに足元から雷鳥が2羽飛び立つ。
誠に心臓に悪い。わずか15m先に降り立つ。撮影しようにもファインダーにははっきり見えず、 当てずっぽで何枚か撮影。
鞍部から少し登り気味に鬼岳の東側を巻きながら岩場を下る。道は相変わらずよく判らず。 赤いペンキは7−8割方隠され、手で払っても凍り付いていてなかなか姿を見せず、
撤退時を考えて小石を使って氷を割り、よく見えるようにしつつ。
やがて100mちょいの獅子岳の登りになる。着いた山頂の西側は開けた所。 ここからは強い風が吹き上げてくる。
写真左:鞍部の雷鳥 写真右:獅子岳山頂の風景。翌日の眺めの良さとは雲泥の差。
着いた山頂で4分ほど小休止。ここまでも道は大部分稜線の東側に着いており、風は比較的弱かった。
ここからザラ峠まで300m強の下り。道は段々と西側に回り風が強くなってくる。いわゆる吹きっ晒しに。
くさりとハシゴ2個を下るころには、西からの連続風がかなり強くなってきた。
ジグザグ道を西方向に進む時は雪がバチバチと顔に当たり、フードの紐を締めるが、わずか2m先しか見えなくなる。
東方向に進む時はフードを緩める。この繰り返し。
ザラ峠が近づくにつれ、風の強さは増す。飛ばされそうになったザックカバーを手で押さえ、体は風に対抗するよう西側に傾けて。
最低鞍部に着くとさらに強くなる。9:58ザラ峠の標識らしき杭を横目に眺め、歩みは止めず今度は登りに。
そこから3分、ふと顔を上げると目の前に雷鳥がいたが、写真を撮る元気もなくよろよろ登る。
2分後、這い松の林に入り、風が急に凪ぐ。ほっと一息。その林、わずか70cm高さの這い松ではあったが、
しゃがめば天国。 翌日の眺めは後述。
しかし、そこからしばらく吹き晒しに出たり入ったりで気が抜けない。
木道が現れる頃になると風も収まるが、中途半端な積雪のため木道が滑り、今度は足元注意。
以外と時間を食う。ようやく五色ヶ原山荘の黒い影が見えたらすぐに到着10:45。視界は終始50mほど。
写真左:木道と足跡 写真右:TVアンテナと海老のしっぽ
濡れた雨具と靴を乾かし、ストーブで暖まりつつ餌補給。
思えばこの4時間、道中ミカン1個とブドウ糖入りチョコ2−3個&ぬるい茶を飲んだぐらい。
ここから越中沢岳まで2Hr+2.5Hr。「12時に出ても17時前には帰れる」と天候回復待ちを期待したが、
視界はいっこうに改善せず。それでもナップサックに食糧と茶、ツエルト・シュラフカバーを放り込み、
12時過ぎに偵察に出発。視界50−100m、鳶岳では風も弱まり、やや良くなった雰囲気。
しかし、そこから15分ぐらい下り、越中沢岳と同じ高度に着いても、視界に変化無しで登山を諦める。
足元のテン?と雷鳥の足跡が見える程度。
写真左:テン?と雷鳥と自分の足跡と自分の靴 写真右:行ったり来たりした雷鳥の足跡
14時前に帰着。ウィスキーをちびりちびり。同泊の2人連れとダベリング。
聞けば自宅最寄り駅から3駅先の都民。昨日、黒部ダムから入り、平の小屋泊。平の小屋近くの道崩壊4-5箇所 (幅2-3m:角度60-70度の滑り台が30m下の黒部湖に続く)、平の小屋近くの道崩壊4-5箇所
平の小屋近くの道崩壊4-5箇所6m動いた冷蔵庫等々地震の影響を話し合う。
昨夜の地震の話も。震源が近いためか突き上げるような感じだったとか。
平の小屋人からはもと来た道は勧められないと言うので、五色の小屋に上がってきたが、五色の小屋人からは
この天候で来るのは無謀と言われた様。本日の来訪者は、室堂方向からもう1人:明日は薬師行き。
平の小屋方向からは黒四ダムから来た2人組:ともにテント組。合計6人のみ。
それでも16時を過ぎると所々ガスが晴れ始め、18時には対岸の針ノ木、北側の雄山が見えるようになった。
写真左:竜王・雄山・獅子方向 17:25 写真右: 同17:45
天気予報も明日は晴。とはいえ今から朝弁当は作れないとのことで早朝発は諦め。 荷物を軽くするためウィスキーをひたすら空ける。
しこたま飲んで寝るが、夜中の2時に起き出すと快晴の月明かりに針ノ木が見える。
今から歩けば、6時の朝飯には帰ってこれる・・・・なんて思っても飲み過ぎ故に再び布団の中。
----------------------11月08日---------------------------------
5時起床。この時期は部屋からも見えるようだが、窓が凍り付いていて開かない。日出撮影に鳶岳に向かう。
その中腹当たりから眺める。全山快晴。昨日の天気が嘘のよう。
日の出前の光景。 ↓クリックして拡大 1690*406
針ノ木の右手鞍部に日出を見る ↓クリックして拡大 1400*600
写真左: 10/08 5時44分39秒に日出。写真中の最上段に明るさ補正:浅間山の北側に昇る。
写真中上から、 5:44:39、5:45:15、5:45:15、5:46:04、5:47:08、5:47:42。
写真右上から、 5:48:14、5:49:25、5:50:54、5:51:58、5:52:52、5:53:43。
北側には赤い鷲岳、遠くに低く見える剣岳、おおきな竜王・雄山・獅子。
写真左:鷲岳、遠くに低く見える剣岳 写真右:竜王岳・雄山・獅子岳
朝食後ゆっくりと7:15出発。
昨日と違う光景のオンパレード。ザラ峠に下る途中の見晴らしから。昨日は強い風が、今日はそよ風。
7:53 写真左側は五色ヶ原の火口壁 写真右:これから登る獅子岳方向
スゴ乗越 8:01−10。昨日のほっとした這い松の林・・・・たいした林ではないことがよく判る。
写真左:五色ヶ原側から俯瞰した這い松の林とザラ峠 写真右:ザラ峠から仰視した這い松の林(赤矢印)
すれ違う人も増えてきた。
今から薬師に向かう方も4−5人(全部単独行)、聞けば10時間あれば着けるだろうと・・・。
スゴの小屋は9月中に閉鎖済みだし、五色の小屋は今日まで、薬師の小屋は明日まで営業・・・・・ みなさんがんばる!!。
五色の小屋ではヘリで荷物下ろし。登る最中に、2度ほど往復したのが見えた。
スゴ峠から約1時間強の9:30獅子岳に着く。見晴らし良好。しばし休む。 ↓クリックして拡大 1600*600
写真左:五色ヶ原の向こうに、行けなかった越中沢岳とさらにその向こうに薬師岳を眺める。
写真右:雄山の中腹に東一の越への登山道が白く見えている。
東南方向には、餓鬼岳方向が見える。初日の大観峰の案内看板の間違い検証。
↑ 間違い分 再掲(大観峰からの眺め) ↓ 獅子岳からの眺め。
逆光のため山々が薄くて判りづらいが、舟窪岳2459m峰と唐沢岳の位置が間違っていそう。
鬼岳の東斜面を巻き、遠目に判る道を眺めつつ、昨日の歩程を思い出しつつ歩くが、あちこち違うトレールになっている。
往路で間違えた道に帰り着く。
写真:赤破線・・・・間違えた道 赤実線・・・・本道。中央やや左上の赤の×マークで右手に折れる。
この間違えた道は、後続(当日1人、翌日10数人)が歩いており、いかに足跡について歩くかが判る。
本道を途中まで歩き、赤の×マークを見て引き返したのであろうと思われる跡も1人分、有るにはあった。
浄土山への登り途中からガスが巻き始め、時々視界を遮る。11:35着いた浄土山で餌補給。
近くで休んでいた方々から、ニシンの糠漬け(塩補給&整腸剤)やべったら漬けを貰う。けっこう合う。
「山では塩分補給も大事だから・・・・」とは判るような気がする。
ここで、同行していた2人連れと分かれ、一の越11:58着。12:07発。東一の越・タンボ平経由で
黒部平に向かう。以外と人が多い。登り17−20人、下り10−12人と出会う。
一の越から東一の越まで230m、東一の越から黒部平まで690mのくだり、歩程約2時間半。足代3360円を節約する。
この3連休、アルペンルートは通常2時間待ちなので、一の越−室堂間1時間を加えると3〜3.5時間かかる。
歩く方が早く安い。 ↓ 東一の越からの眺め。タンボ平の眺め、紅葉は今一。
写真左から、雄山からの立山稜線、雲を被った白馬、唐松、五竜、鹿島槍、爺、赤沢、スバリ。
東一の越からはカール地形を下る。歩き始めは当然急傾斜。ジグザグの道を下る。途中登ってくる山ガールに
「稜線まであと7分」と声を掛けると、「わかってます。前にも来ましたから」との返事が帰ってくる。
少し進むと「稜線まで400m」の標識があった。
写真左:東一の越からの俯瞰 写真右:2100m付近の道。ゴロゴロ岩道を秋の草が覆う。
段々と傾斜が緩くなるが、岩の多い道になり、歩行難。
お手てつないで歩いていた山ガール&ボーイがお茶を湧かしてしている脇を通り抜け、凸凹で歩きにくい道を
ひたすら下る。沢を横切り、わずか4mの登りがこたえる。
ロープウェイが頭上に見えてくる頃には足がへろへろ。とりあえず2台の交差をみつつ、さらに下る。
黒部湖への道を分け、今度は登ること100m。これが辛い。14:42 ようやく終着。
写真左:2台の交差 写真右:着いた黒部湖からの眺め 結構雲が出てきた。
臨時の14:50は団体客用。一般客は15:00定刻に。待ち時間に合羽を仕舞おうとするが、団体客の空いた 透き間に一般客を入れるため、列が動き出してしまう。あわててふたの開いたザックを抱え、歩かざるを得ないが結局乗れず。
やはり連休。人出が半端ではない。ぎゅうぎゅう詰めのケーブルカーで黒部湖着。そぞろ歩きの方々を避けつつ
右に左に方向を変えてトロリ乗場に15:26。ここでも14分待ちでスパッツを仕舞い、定刻15:40 で立ったままで扇沢着15:50。
16:00発のバスに乗る前に、上半身だけ着替え。身障者用のトイレが大助かり。 去年は黒部湖駅の外(黒部下廊下側)で着替えたっけ。
大町着16:35が5分前に着。松本行き16:31に悠々間に合ったが、真っ直ぐ郵便局に向かい軍資金調達。
いつもの酒屋で「帰山」を手に入れ、駅前のトイレ(着替え用の個室あり)で下半身を着替え、ビール調達後、
17:12松本方面行きに乗る。途中、有明山の急峻なシルエットを眺めつつ、ゆっくり飲む。
18:09松本着、駅前が改良工事中。ちょいとうろつきながらいつもの果物屋に向かい、「秋晴」と「トキ」を注文。
18:37に間に合うべく駅に戻り、32分にかき揚げソバ360円を注文。33分から食すが出発1分前にやっと完。
急ぎ乗車するが、座るところがなく、塩尻まで立ち席。座ってからビールをゆっくり。途中小淵沢で乗り換え。
ビールとつまみを仕入れ、32分後の高尾行きに乗り込む。6両で1箱2−3人。ビール浴び放題。
が、4人ボックスの背もたれの角度がしっくりこず、2人掛けに移動。高尾には定刻着。
終着駅には23:30着。終バスが23:10のため徒歩で帰宅と相成った。
風呂に入り、無念の気ばらしにビールを流し込む・・・・・。
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