HOME −−>山行一覧に戻る

雪の扇山 

雪の扇山・・・と言うより足慣らしの山。 もう25年ぐらい前に子供連れでやってきて、雪になり、引き返した所。
7:35 登山口の鳥沢着 今日も天気はよさそう。
   

着いた鳥沢駅、駅員がいない・・・。というよりまだ勤務時間外の様子。駅備え付けのパンフレットを見て、今日のル
ートを決める。梨の木平経由で山頂に。そこから一本杉・山谷経由で元の鳥沢に返るルートを決定。

7:40 駅前から国道20号線を横切る。そこには和菓子屋がある。こんなところで需要があるのかなと思いながら、
標識に沿って山頂を目指す。
7:50 保育園の手前にある梅の花を見つつ、足元の霜を見つつ、すれ違う地元の方々と”おはようございます”・・
・・などと挨拶しつつ。
8:09 やがて、何とかパークの工事中の箇所まで登ってくると背後に富士が頭を出し始めた。
   

8:16 さらに登り、分岐点毎にある登山道標識に霜に覆われた草の上に熊のマークが現れる。
   

曲がりくねった登り道を歩いたり、樹林の道を抜けたりで高度を稼ぐ。が途中から下り道も。
8:38 ようやくゴルフ場の入口についたか と思ったら、そこが梨の木平。
   
臨時バス?が通りすぎたりして・・・・。雪が薄く覆っている道を少しずつ進む。 9:09 樹上に鳥の声が3−4羽。
よく見るとシジュウカラ。餌を啄んでいる。



9:18 登山口から30分で水場着。雪が積もっている割には生ぬるい水。
   

さらにくねくねした雪道をひたすら登る。富士山も大きくなるが、いかんせん木がじゃま。
9:38 そうこうしているうち、ツツジ群生地への分岐点に着く。ここからの富士の眺めはそこそこ良し。お腹に雲を
まとっているし。

9:43 少し登ったところで、綺麗な鳥の声が。色々さがすと、カラスほどの大きさのつがいが盛んに鳴いている。

どうも、カケスのよう。ごま塩頭と、暗褐色の体、翼の一部に白色とコバルト色の部分があるので。

そこから少し登ると、樹間の青空が広がり、10:05 百倉山への分岐点が見えてきた。ここからの稜線はけっこう雪
のしっかりした稜線歩き。遠く山頂が見える。下写真左側。

10:14 着いた山頂は、人っ子1人いない。が、踏み跡でぐしゃぐしゃ。上写真右側。

ともあれ、次の登山者が来る10分ほど山頂を独り占め。南西方向には富士が・・・いい眺め。


北西方向には黒岳、小金沢山が、北には三頭山、権現山が良く見える。

のんびりする事しばし。  10:40 腹ごしらえして下山開始。以外と急な下りで慎重に進む。登ってくる人と少々談義。

10:47 途中、足元に虫コブの着いた小枝が落ちているのを発見。
仰ぎ見れば、1本の木に虫コブが多数。雪の重みで折れたよう。

写真左:虫コブの木?をバックに、虫コブを。 写真右:虫コブの木を拡大(ちょっとピンぼけですが)。

握り拳大と、4cm弱の虫コブを拾い、ザックに差して下山。大きいのは途中で落としてしまい、ちょいと残念。4cm弱
の小さな虫コブは無事。帰宅後ノコギリで半切し、砥石で研磨。結構良い断面です。

写真左:向かって左は乾燥面、右は湿らせた面、白っぽい部分は木の髄、茶色っぽい部分は皮。
写真右:木の髄の部分に年輪は見られませんが、虫の作った穴を塞いだ”木”の努力の跡が、良い模様を形成して
います。

11:00 やがて柳川駅方向(君恋温泉)への分岐点につく。
   
これから進む、正面の山谷方向に踏み跡なし。自分で踏み跡を作りつつ、慎重に下る。

11:18 写真左:これから下る道を撮る。 写真右:下ってきた道を振り返る。

途中、雪の上に生き物の足跡が並ぶ。左から、鳥(キジ?)、鹿、うさぎ。



11:34 さらに下り、足元がぐずってきたころ、自分で踏み跡を作りつつ、慎重に下る。
   
写真左:これから下る道を撮る。 写真右:下ってきた道を振り返る


11:55 ようやく山谷につく。地面に座れる場所がやっと現れる。富士を見つつ、しばし休息。
ここから、どんどん下って行く。 ちょっと大きめの車道の脇をさらに下る。だんだんと、富士の姿が見えにくくなる。

写真左:11:55山谷から、写真右:12:22原田付近から

ここからひたすら下り、12:39国道20号線沿いに鳥沢宿の町並みを眺めつつ、12:50ようやく鳥沢駅に帰着した。
気になっていた駅前の和菓子屋で、6種類ほど買い占め(?)、その日のおやつとして頂戴。饅頭の中に栗や梅
酒付けの梅の実などが入っていて、その日のうちにそこそこ消化。

腰や膝にはあまり影響はなかったようだが、両足親指の第2関節には負担大。少々痛みが継続中。



HOME −−>山行一覧に戻る